人気の証券会社を比較!株の初心者向けおすすめ10選

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この記事では、まだ証券会社の口座開設をしていない初心者の方に向けて、証券会社を紹介しています。
証券会社を選ぶ場合は、下記の3つの軸を参考にしてください。

初心者向けに選んだ3つの軸

  1. 手数料の安さで選ぶ:取引コストを抑えて出した利益を減らさない
  2. 取扱商品の種類と数で選ぶ:投資信託や外国株、IPOも豊富かどうか
  3. アプリの使いやすさで選ぶ:日々の情報収集や機能面で便利かどうか

また、実際に口座開設をして投資を始めた人に聞いた各証券会社の口コミも掲載しています。

目次

おすすめネット証券会社

手数料が安いこと、取扱商品の多いこと、さらにアプリの使いやすさという3つの軸で優れているネット証券をわかりやすく解説します。

証券会社 特徴 詳細

スマホアプリの使いやすさとお得な楽天スーパーポイントで人気を集めている証券会社

口座を開設


口座開設数が多く実績があり総合力で選ぶならSBI証券

口座を開設


松井証券ロゴ
少額取引の手数料の安さが魅力。1日の約定合計50万円以下なら0円

口座を開設


auカブコム証券のロゴ
大手グループならではのていねいなサポートが魅力

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マネックス証券ロゴ
米国株の取扱数の多さで有名

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岡三オンライン証券ロゴ
充実したトレードツールが人気

口座を開設


手数料の安さが業界最安水準

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手数料が業界最安水準

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IPOの取り扱い実績が多い

口座を開設


手数料の安さが業界最安水準

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初心者向け|証券会社を選ぶ3つのポイント

人気の証券会社を具体的に紹介する前に、証券会社を選ぶ際に大事な3つのポイントを説明します。

証券会社を比較するポイントはたくさんありますが、大事な3つのポイントは株の専門知識などは特に必要ありません。この3つを押さえておけば、スムーズに証券口座を開設できるでしょう。

No. ポイント 詳細
1 手数料の安さ 必ずかかる手数料はなるべく抑えてコストを下げる
2 取扱商品の種類と数 買いたい商品や銘柄を取り扱っているかどうかを必ず確認
3 アプリの使いやすさ アプリが使いにくいと株の運用がおっくうになってしまうことも

これらの3つの条件に当てはまるのは、大手総合証券会社ではなく「ネット証券会社」です。ネット証券会社は、大手総合証券会社のような対面営業や個別サポートがない代わりに取引手数料が安いなどの特徴があります。

ネット証券会社のポジションマップ

ネット証券会社にもそれぞれ特徴があり、下のマップのように大まかに4種類に分かれます。

証券会社マトリクス表

ポジションマップの左側にある証券会社は、1回当たりの取引手数料が安く設定されているため、コストをおさえて取り引きを行うことができます。

一方、右側に位置する証券会社の取引手数料は最安水準ではありませんが、配当金や株主優待、長期保有が目的で売買取引を何度も行わないなら特に問題ないでしょう。

手数料にこだわらない人に向いている証券会社

またマップの下側にある証券会社は、分析ツールや商品の内容が少し応用的になってくるので、ツールや商品にこだわって本格的に取引をしたい人向けです。

人気のネット証券会社10社から選ばれたのは?

ネット証券の中で人気の10社を比較し、特に株の初心者へ向けの証券会社を5つ選びました

口座開設がまだの人はこの中から選ぶとよいでしょう。実際に各証券会社で投資をしている人へのアンケート結果も掲載しています。

初心者向け機能で選ぶなら楽天証券

楽天証券
  • 手数料の安さで選ぶ
    手数料が安く楽天スーパーポイントでも投資ができる
  • 取扱商品の種類と数で選ぶ
    投資信託のラインナップが豊富で高いリターンが見込める米国株・世界株の購入が可能
  • アプリの使いやすさで選ぶ
    200万以上ダウンロードのスマホアプリiSPEEDは隙間時間で情報収集をするのにおすすめ

取扱商品

  • NISA
  • ideco
  • 信用取引
  • 投資信託
  • 米国株
  • 中国株
手数料 キャンペーン
0円(約定50万円税抜/国内現物) 現在実施しているキャンペーンなし
\最短5分で口座申し込みは完了!/

楽天証券の口座開設(無料)はこちら

メリットの口コミ

30代男性
会社員

他の証券会社の画面ではどんな操作をしたらいいかさっぱりわからず株を購入することができませんでしたが、楽天証券のアプリでは操作で迷うことなくスムーズに取引を始めることができ、また、日々の損益や総資産をまとめてみることができるので資産運用をしている実感が湧きます。

30代女性
主婦

株主優待の注目株や為替相場の変動の背景など、知識のない初心者でもわかりやすいコンテンツや記事が充実しています。楽天スーパーポイントはショッピングに使うだけでなく投資信託にも利用できるのがうれしいです。

デメリットの口コミ

30代女性
会社員

楽天銀行をもっていなかったので、連携サービスが使えなくて何となく損をしたような気がしました。せっかくなら楽天銀行の口座も開設してよりお得に便利に利用したいと思っています。

40代男性
自営業

NISAの枠でIPOを買うことができないのが衝撃でした。調べると他社ではNISA枠で購入できるところもあったようなのでよく調べておけばよかったです。

楽天証券の概要

最短口座開設日数 投資信託 IPO 外国株
3営業日
問い合わせ受付時間 口座数 預り資産 上場
電話:平日8:00~18:00 約370万 約5兆円

総合力で選ぶならSBI証券

SBI証券
  • 手数料の安さで選ぶ 楽天証券と手数料は同じ水準で、Tポイントで投資信託にポイント投資ができる
  • 取扱商品の種類と数で選ぶ 優れている点はIPOの取扱数。昨年2018年の取扱数は86社と多い
  • アプリの使いやすさで選ぶ SBI株アプリは情報量が多く、ニュースの種類によってタブの切り替えができ操作性が◎

取扱商品

  • NISA
  • ideco
  • 信用取引
  • 投資信託
  • 米国株
  • 中国株
  • IPO
手数料 キャンペーン
0(1日の約定合計額が100万円までの場合) 現在開催中の新規口座開設キャンペーンはなし
SBI証券は、総合力で人気の証券会社です。取扱商品の種類や数が少なくて悩むこともありません。

SBI証券の口座開設(無料)はこちら

メリットの口コミ

30代男性
会社員

SBI証券はネット証券ならではの手数料の安さはもちろんのこと、取り扱い金融商品の多さ、無料で得られる豊富な投資情報など総合的にとても優れた証券会社だと思います。

30代男性
会社員

投資信託と債券の取り扱いが豊富でネット証券の中では群を抜いていると思います。投資信託の銘柄は国内株式や海外株式のアジア地域、米国系もあるので種類が豊富です。

デメリットの口コミ

40代女性
主婦

商品の取扱銘柄数が非常に多いため、幅広い銘柄を自由に選択できるのはメリットですが、初心者にとっては逆に数が多すぎてどれを選べばいいのか迷ってしまうところがデメリットになると感じました。

50代男性
会社員

アプリの操作に慣れるまでは少し時間がかかりました。始めたばかりで株の用語などにまだ慣れていないので、どんな操作をすればいいのかが初心者でも直観的にわかるようになっているとうれしいです。

SBI証券の概要

最短口座開設日数 投資信託 IPO 外国株
翌営業日
問い合わせ受付時間 口座数 預り資産 上場
年末年始を除く平日8:00~18:00) 約500万 約11.9兆円

少額取引の手数料で選ぶなら松井証券

松井証券
  • 手数料の安さで選ぶ
    松井証券は50万円以下の取引手数料が0円!
  • 取扱商品の種類と数で選ぶ
    取扱商品の種類は少ないが、低コストなものを中心に自社で厳選した投資信託を取り扱っている
  • アプリの使いやすさで選ぶ
    スマートフォンアプリの株touchはシンプルな設計でチャートが見やすい。

取扱商品

  • NISA
  • ideco
  • 信用取引
  • 投資信託
  • IPO
手数料 キャンペーン
0円(1日の約定50万円まで/国内現物) 新規口座開設で「松井証券ポイント」200ポイントがもらえる
50万円以下の取引手数料が0円、投資信託の販売手数料も無料となっています。松井証券は「低コスト」な運用ができる証券会社といえるでしょう。

松井証券の口座開設(無料)はこちら

メリットの口コミ

50代男性
会社員

ネットで心配だったが、色々電話するとちゃんと答えてくれるので、今は対面でも、ネットでもどちらでも良いと思っている。店舗なしでも安心して取引できる。電話対応がいい。電話がつながりやすくてちゃんと答えてくれる。

30代男性
会社員

松井証券以外の証券会社も利用していますが、松井証券はアプリの機能が充実しているので満足しています。無料で使える機能が多いので、一見難しそうな機能もいろいろと試して楽しんでいます。

デメリットの口コミ

20代女性
主婦

信用取引の取り扱い銘柄が他の会社と比較して少ないように感じます。外国株や債券も取り扱っていないようなので、後で挑戦してみたくなったときには他の証券会社の口座を開設しなければならないと思うと少し面倒です。

30代女性
会社員

PCサイトがちょっと分かりづらい。他とは違ったサイト。ごちゃごちゃしていなくてシンプル。ごちゃごちゃしているのがいい人もいると思う。今SBIの方がメインでそっちを見慣れているとなんかシンプルだなと。もっと今風にしてもいいんじゃないか。

松井証券の概要

最短口座開設日数 投資信託 IPO 外国株
4日 ×
問い合わせ受付時間 口座数 預り資産 上場
電話: 平日 8:30~17:00 約113万 約2.5兆円

auカブコム証券

メリットの口コミ

20代女性
主婦

auカブコム証券で口座開設をして初めて注文するときに操作方法が不安で、オンラインサポートを利用しました。オンラインサポートでは、遠隔で私が開いているパソコンの画面を確認しながらていねいに説明してくれたので大変助かりました。

30代男性
会社員

三菱UFJフィナンシャルグループであるという大手の安心感と、IPOの取り扱いがあることが決め手で選びました。

デメリットの口コミ

40代女性
主婦

auカブコム証券では外国株の取り扱いがないことを知ったのが口座開設後でした。外国株にも挑戦してみたいと考えていたので、別の証券会社を追加で開設する必要がありそうです。

50代男性
会社員

他の証券会社によくある手数料の定額プランがありません。今後大きい金額の取引をする可能性があるときは不安なので、定額プランのある証券会社の口座をもうひとつもっていてもいいかなと思っています。

auカブコム証券の概要

最短口座開設日数 投資信託 IPO 外国株
4営業日 ×
問い合わせ受付時間 口座数 預り資産 上場
電話:平日8時~17時(年末年始を除く) 約100万 約2.3兆円 ×

マネックス証券

マネックス証券
  • 新規口座開設でAmazonギフト券200円相当がもらえる
  • 米国株の取扱数が多く、情報力に長けている

取扱商品

  • NISA
  • ideco
  • 信用取引
  • 投資信託
  • 米国株
  • 中国株
  • IPO
手数料 キャンペーン
100円(約定10万円税抜/国内現物) 新規に証券総合取引口座の開設でAmazonギフト券をプレゼント!

マネックス証券の口座開設(無料)はこちら

メリットの口コミ

20代女性
主婦

マネックス証券は他の会社に比べて米国株の取扱数が多いので選びました。米国株目的の人はもっていて損をしない証券口座だと思います。

20代男性
自営業

無料の分析レポートやオンラインセミナーが充実しています。株を始めるならしっかり知識を身に着けて絶対に失敗したくないと思っていたのでありがたく、よく利用しています。

デメリットの口コミ

40代女性
主婦

他の証券会社と比べると手数料がやや高いのかなという気がします。100円を下回るところもあるようなので少し損した気がしました。

30代男性
会社員

米国株以外の外国株の取り扱いについては特に充実していないようです。サブ口座としてもっておくのは良いですが、広く外国株に挑戦したい方には向いていない気がします。

マネックス証券の概要

最短口座開設日数 投資信託 IPO 外国株
翌日 ×
問い合わせ受付時間 口座数 預り資産 上場
電話:平日 8:00~17:00 約180万 約4兆円

項目別に選ぶ|手数料・取扱商品・アプリ・ツール・情報で選ぶ証券会社

とにかく手数料で決めたいという人向けの証券会社を紹介します。

1.手数料の安さで選ぶ

投資の金額に応じて各社の手数料が違うため、ご自身の投資金額の基準で選ぶことが大切です。

初めての投資なら少額取引での手数料を比較してみましょう。

国内株式の約定手数料が安いネット証券(2020年1月現在/いずれも税抜き)

会社名 5万円以下 10万円以下 20万円以下 詳細

DMMロゴ
50 80 97

詳細


ライブスターロゴ
50 80 97円

詳細


GMOロゴ
88円 88円 98円

詳細

同じ約定代金に対する手数料でも、上記の証券会社とは異なる料金体系を設定しているのが楽天証券※1、SBI証券※2、松井証券です。上記証券会社の手数料が、1回の取引に対して発生するのに対し、手数料は「1日の約定代金の合計金額に応じて」手数料が発生します。下の表のように、1日の約定金額の合計が50万円までであれば手数料は0円です。

証券会社名 1日の約定金額合計 詳細
10万 30万 50万

楽天ロゴ
0 0 0

詳細


SBIロゴ
0 0 0

詳細


0 0 0

詳細

手数料で詳しく比較したい方はこちら

※1:2019年12月23日以降、「いちにち定額コース」の1日の取引金額が50万円まで無料化
※2:2019年12月23日以降、「アクティブプラン」の1日の取引金額が50万円まで無料化

2.IPO・取扱商品で選ぶ

投資の商品は株式だけではありません。投資信託やIPOなど初心者に向いている商品に投資するという選択肢もあります。

商品の種類や数は証券会社によって違いがあるので、いざ買いたくなったときにその商品や銘柄がない、という事態を避けるためにも、初めから取扱いが充実している証券会社で口座開設するのが賢い選択と言えるかもしれません。

また、いずれはIPOに挑戦してみたいという方は、IPOの取り扱い実績の多い証券会社で取引を行うと当選確率が高くなる可能性もあります。

証券会社 IPO取扱数
(2018年)
投資信託 詳細

SBIロゴ
86社 約2600銘柄

詳細


楽天ロゴ
11社 約2600銘柄

詳細


50社 約1100銘柄

詳細>

IPOで選ぶ証券会社はこちら

取扱商品で詳しく比較したい方はこちら

3.アプリの使いやすさで選ぶ

「ちょっとした隙間時間を使って取引!」「今日の株価をさっと確認!」といったように、使いやすさが重要なのが証券会社のアプリです。

株の初心者にとって使いやすい、2社のアプリを紹介します。

楽天証券のiSPEED

証券会社名 アプリ名 特徴 詳細
楽天証券 iSPEED アプリ内で日経テレコンや四季報が読める

詳細

SBI証券株アプリ

証券会社名 アプリ名 特徴 詳細
SBI証券 SBI株アプリ スピード注文に特化しているのですばやく注文ができる

詳細

アプリで詳しく比較したい方はこちら

証券会社を決めきれない!「複数口座」の開設

証券会社を一つに決められないなら、複数口座を開いてみてはいかがでしょうか。
口座を開くのは無料ですから、いくつ開いても問題はありません。

目的別に、口座の組み合わせをご紹介します。

IPOを当てたいならSBI証券×マネックス証券

SBI証券×マネックス証券
SBI証券はIPO主幹事証券会社となることが多く、IPO株の割り当てが多い証券会社です。
マネックス証券は完全平等抽選を採用していて、取扱数のわりに口座数が少なくライバルが少ないため、ねらい目です。

情報収集と取引口座を分けるならSBI証券×楽天証券

SBI証券×楽天証券
楽天証券に口座を開設すると『日経テレコン』を読むことができます。スマホアプリ内の情報検索もしやすく、情報収集に向いています。
取引口座はNISAやIPO、投資信託などさまざまな取り引きにおいてバランスがとれているのはSBI証券です。

この記事のまとめ

証券口座開設が初めての人は、以下の3つのポイントでネット証券会社を選ぶ。

  1. 少額取引の手数料の安さ
  2. 取扱商品の充実度
  3. アプリの使いやすさ

ご紹介した証券会社

  1. 楽天証券
  2. SBI証券
  3. 松井証券
  4. マネックス証券

まだ決められない、投資の目的が決まっているという人は各項目(手数料・取扱商品・アプリ)別の目的から選ぶ、または複数口座の開設を検討をしてみてはいかがでしょうか。

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