IPOとは?人気がある理由と初心者におすすめの証券会社3選

更新

「IPOって何?なんで人気なの?」
「IPOの始め方がわからない...」

IPOとは新規公開株のことで、企業が初めて市場(証券取引所)に株式を公開(上場)することです。

IPO株は、そのほとんどが上場後に値上がりし、簡単に利益が出やすいため投資家に人気があるのです。

この記事では、IPO初心者の方のために、「IPOの意味と人気の理由」、「購入までの流れ」を解説し、「IPOに当選しやすい証券会社」をご紹介します。

もしIPO投資に興味をもったなら、まずは無料の口座を開設してみましょう。

----口座開設のポイント----
IPO株は非常に人気が高いため、当選確率がかなり低くなっています。

少しでも当選確率を上げるために複数の口座開設をおすすめします。

IPOの取り扱いが多い」「資金力によって抽選確率が変わらない」の基準を満たす証券会社を選んで紹介します.

証券会社 特徴 詳細

誰でも当選確率が平等

公式HPへ


全上場会社数の94.7%の銘柄を取り扱い(2019年3月通期)

公式HPへ


IPOの取扱銘柄数が業界トップクラス

公式HPへ


マネックス証券の詳細を見る

目次

IPOとはどんな株?意味と仕組み

まずは、IPOとは何か?について大まかに知っておきましょう。

IPOとは
新規公開株(Initial Public Offeringの略)のことで、企業が初めて株式市場(証券取引所)に自社の株を公開すること

通常は、東証1部や東証マザーズといった証券取引所に“すでに上場している企業”の株しか買えませんが、IPO株投資は違います。

IPO株を購入して投資するということは、“これから上場する企業の株”を買い、上場した日に初値で株を売って利益を出すことを狙うのです。

購入~上場まではどのようなスケジュールで行われているのでしょうか。2019年12月17日に上場する会社の場合を紹介します。

12月新規公開株スケジュール
企業 申込期間 当選日 購入期間 上場日
フリー 3日~6日 9日 10日~13日 17日
ウィルズ 1日~5日 6日 9日~12日 17日

IPO株を購入する際には、事前に口座への入金を必要とする証券会社がありますので確認しておきましょう。しかし、松井証券のように前受金を必要としない証券会社を選べば、資金の量にかかわらず複数のIPO銘柄に応募することができますね。

松井証券の公式サイトへ

また、IPO株の最大の特徴は

抽選に申し込み、当選しないと購入できないということです。

IPO株には購入希望者が殺到するため、その倍率はかなり高くなります。

【関連記事】

別記事でIPO株の当選確率を上げる方法について紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

IPO株の特徴(公開株との違い)
IPO株 公開株
購入タイミング 上場前 上場後
購入できる人 抽選で当たった人のみ 制限なし
値上がりの可能性 高い(初値が高くつく可能性が高い) 銘柄やタイミングによる

このように、IPOは当選さえすれば、初心者でも大きな利益を出せる可能性が高いので、まずは当選しやすい証券会社を選ぶことが重要です。

IPOに当選しやすい証券会社3選を見てみる

なぜ人気なの?IPO投資のメリット・デメリットは?

初心者でも失敗しにくいのがIPO投資の人気の理由ですが、反面、デメリットもあります。人気の理由と、メリット・デメリットをそれぞれ詳しく解説します。

IPO投資のメリットとは?

IPO投資は初心者でも利益を得られやすいため人気です。

IPO投資のメリット

  1. 初値が公開価格を上回ることが多い
  2. 少ない資金で投資できる

1.初値が公開価格を上回ることが多い

企業が自社株を市場に公開する目的は、一般投資家から広く資金を調達して事業を拡大することです。

新規に株を公開するということは伸び盛りの企業であることの証明であり、売り出すだけで株価が上がることが見込まれます。

つまり売り出したときの価格である公開価格より、上場して初めてつく「初値」が上回ることが多いのです。

HEROZ(ヒーローズ(4382)/2018年4月上場)の例


人工知能(AI)の開発、将棋アプリ「将棋ウォーズ」の運営会社であるHEROZでは、公開価格に対し初値が約10.9倍つきました。

  • 公開価格……4,500円
  • 初値……49,000円

売買単位は100株でしたから、4,500円×100株=45万円で買った人が初値で全部売ったとしたら490万円です。つまり、445万円の利益になったのです。

2.少ない資金で投資できる

IPO株は、通常の株を買うのに比べると、1株当たりの価格が低く設定されています。
ですから、市場で買うのに資金が足りなくても、IPO株なら買えるかもしれません。

抽選に申し込むだけなら資金が不要の証券会社もあります。

IPO投資のデメリット

カンタンに利益が出るように見えるIPO投資ですが、必ず儲かるわけではなくデメリットもあります。

IPO投資のデメリットとは?

  1. 公募割れすると損失が出る
  2. IPO株はそもそも当選確率が低い

IPO株は初値がもっとも高値だといわれているため、初値で売れば利益を得られるのです。

しかし、ときには初値が公開価格を下回ってしまう場合もあります。全ての銘柄で絶対というわけではありません

初値が公開価格を上回りそうにない株の見極め方や、IPO株で損をしないための対策はこちらの記事を参考にしてください。

とはいえ、値上がりの可能性が高いIPO株への投資は、通常の株投資と比べてリスクは少ないので、投資初心者にもオススメです。

IPO投資を始めたい!抽選に参加するための方法

IPO投資の流れは、大まかに以下のとおりです。

  1. IPOに当選しやすい証券会社の口座を開設する
  2. 投資用の資金を用意する
  3. 新規に公開される銘柄情報をチェックする
  4. 抽選に応募する
  5. 当選したら購入する

IPOの申し込みから購入までの流れの詳細はこちらの記事にあります。

通常の株取引なら、口座開設後に購入したい銘柄を選んで買うだけですが、IPO株は欲しい銘柄を買えるかどうか抽選で決まります。

実際にIPO株を購入するためには、証券口座が必要不可欠ですので、まずは証券会社の口座を開設しましょう。

IPO投資では証券会社をどう選ぶ?選ぶときの3つのポイント

抽選に当たらなければ買うことができませんから、証券会社を選ぶときは当選確率が高い会社を選ぶのがポイントです。

IPO投資で証券会社の口座を選ぶときのポイントは以下の3つです。

  1. 主幹事実績があるかどうか
  2. 抽選方法が平等かどうか
  3. 開設口座数が多すぎない

1つずつ見ていきましょう。

1.主幹事実績があるかどうか

企業が株を市場に公開するときに、準備を中心となって行う証券会社を主幹事と呼びます。

主幹事の証券会社には販売できる株の配分が多くなるため、抽選の倍率が他の証券会社より低くなります。

2.抽選方法が平等かどうか

証券会社によって、抽選方法が異なります。完全平等抽選以外は当選確率が偏るということです。

あまり資金がない場合や、取引を頻繁にしているわけではない方は、資金量が当選確率に影響する証券会社は避けた方がよいでしょう。

抽選方法 内容
完全平等抽選 特定の応募者への優遇はなく、チャンスが平等に与えられている
ステージ制抽選 証券会社に支払った手数料額が多い(取引回数が多い)とステージが上がり、当選確率が優遇される
資金量抽選 口座内の資金額が多ければ当選確率が優遇される
ポイント抽選 抽選に外れたときにポイントがもらえ、ポイントをためると次回以降の当選確率が優遇される

3.開設口座数が多すぎない

証券会社に開設されている口座数が多いということは、それだけライバルが多いということです。

少しでも競争率を下げるため、開設口座数が少なめの証券会社に口座をもっておいてもよいでしょう。
ただし、口座数が少ないということはIPO株を割り当てられる数も少なくなることが多いため、メインで使う口座には向きません。

IPOの当選確率については「IPOの当選確率はどのくらい?当たらない理由と確率を上げる方法 」の記事でも詳しく説明しています。

IPOに強い証券会社3選

IPOの当選確率を少しでも上げるためには、まずは以下の3つの証券会社から選んで口座開設をすることをおすすめします。(表内数字は2018年の実績)

マネックス証券

マネックス証券のIPO
主幹事数
0社
2018年間取扱銘柄数
59社
口座開設者数
約180万
特徴 機械的に選出する完全平等抽選(100%)で誰にでも当選チャンスがある!
また、外国株式のIPOも抽選はできないが、初値で購入できるのも魅力

マネックス証券で口座開設する

SBI証券

sbi証券LP
主幹事数
11社
年間取扱銘柄数
86社
口座開設者数
約470万
特徴 主幹事実績数、取扱銘柄数が多く全上場会社のうち94.7%の銘柄を取り扱い※2019年3月通期
また、抽選に外れても「チャレンジポイント」がもらえ、次回の抽選に使える。

SBI証券で口座開設する

SMBC日興証券

smbcnikko_banner
主幹事数
20社
年間取扱銘柄数
66社
口座開設者数
約340万
特徴 主幹事実績数が最も多い。IPOの取扱銘柄数は業界トップクラス

SMBC日興証券で口座開設する

松井証券
松井証券は、購入代金は当選してから購入申込の期間に入金しておけばばよい応募方法を採用しているため、事前入金無しで抽選に応募することができます。

詳細な比較は「IPOに強い口座は?主幹事・銘柄数が多いオススメ証券会社ベスト3」の記事で紹介していますので、そちらもご覧ください。

IPO株の買い方は?購入までの事前準備と5つのステップ

口座を開いたら、いよいよ抽選に申し込みましょう。

IPO申し込み直前の2つの準備

抽選に申し込む前に準備しておくことは、以下の2つです。

1.IPO情報を調べる

新規に公開される株式は、毎月発表されます。
どの企業の株を買うのか、事前に決めておきましょう。

2.必要な資金を口座に入れる

買いたい株の価格分の資金が口座にないと抽選には当たりません。
いくらの株をどのくらい買うのか決めたうえで、必要な額を入金しておきましょう。

証券会社によっては、申込段階では入金しておかなくても抽選には関係ない場合もありますが、当たってから慌てないためにも準備しておく方がよいでしょう。

IPOの申し込みから購入までの5ステップ

抽選に申し込み、購入するまでの流れは以下のとおりです。

  1. 証券会社のホームページで募集開始の情報をチェックする
  2. ブックビルディングに参加して、参考価格の範囲で希望価格を設定する
  3. 証券会社の口座に資金を入れて、応募の申し込みをする
  4. 抽選結果を証券会社のマイページやメールで確認する
  5. 当選していたら購入の意思表示をする
ブックビルディングとは

証券会社が、公開される株の公募価格を決めるために投資家の希望価格帯を調べるものです。
購入したい株のブックビルディング期間(BB期間)に証券会社が設定した範囲内で購入希望額を申告します。

購入までの流れは以上ですが、IPO株に当選したら忘れずに購入もしましょう。証券会社によっては当選と同時に購入となる会社もありますが、当選しただけでは購入手続きが済んでいないこともあります。せっかく当たったチャンスを逃さないためにも、よく確認して購入手続きをしましょう。

IPOに当選したら?売らないと利益にはならない

IPO株は、買っただけでは利益は出ません。買った株を買った金額より高い値段で売って初めて利益になるのです。

IPO株の売り時について詳しくは「IPO株の売り時は?最適なタイミングとおすすめな証券会社4選」の記事を参考にしてください。

IPO株が市場に公開されると、多くの売り注文が出されるためなかなか初値がつかないかもしれません。
初値が公開価格より上回っていることを確認し、売り注文を出しましょう。

落選してしまっても、株式公開後にIPO株を初値で買う「セカンダリ投資」を狙ってみましょう。

この記事のまとめ

  • IPO株が人気の理由は、公開後にほとんどが値上がりするから
  • IPO株を買うには抽選に当たる必要がある
  • 抽選に外れたらセカンダリを狙う

カテゴリー内記事一覧

IPOの当選確率はどのくらい?当たらない理由と確率を上げる方法

「IPOに全然当たらない!」

IPO株の売り時は?最適なタイミングとおすすめな証券会社4選

「IPO株が抽選で当たったらいつ売ればいいの?」

IPOに外れても初値買いにチャンス!セカンダリ投資の方法と3つのコツ

「IPOの抽選に外れてばかり…全然当たらない…」…

初心者でも簡単?IPO株の始め方と申し込み~購入までの流れ

「IPOってもうかるらしいから始めてみたい」

IPOに強い口座は?主幹事・銘柄数が多い証券会社3選

IPOは比較的少ない労力で利益を得やすいため、IPOを購入したいと思っている方は少なくありません。IPO…