IPOの当選確率はどのくらい?当たらない理由と確率を上げる方法

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「IPOに全然当たらない!」
「IPOの当選確率って上げられるの?」

低リスクで利益を出しやすいIPOですが、まずは当選しなければ始まりません。
IPOの抽選は証券会社によって抽選方法や時期など当選確率に関わる取引条件が少しずつ異なるため、当選確率アップのための対処が必要です。

この記事で、IPOの抽選に当たらない理由を知って当選確率を上げるための方法を実践してみましょう。

  • 人気のIPO株ほど当選確率は低くなる
  • 当選確率を上げるためには複数口座で応募数を増やす
    マネックス証券なら
  • 2018年のIPO取扱銘柄数は50社と業界トップクラス
  • 100%完全平等抽選
  • マネックス証券の口座開設数は約180万と他社に比べライバルが少ない

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IPOに当たらない!当選しない3つの理由

  1. IPOの当選確率は1~2%
  2. 抽選方法が全員に平等ではない
  3. 開設口座数が多い証券口座を利用している

1.IPOの当選確率は1~2%

IPO株は低リスクで利益を得られることが多くとても人気があるため、一般的なIPOの当選確率は1%~2%です。つまり100人のうち1人か2人しか当たりません

2.抽選方法が全員に平等ではない

IPO株の抽選は、実は必ずしも全員に平等ではありません。
抽選方法は証券会社によって異なり、完全に平等な証券会社もあれば資金やポイントをもっている人が優遇される証券会社もあります。

抽選方法 証券会社名 内容
完全平等抽選 マネックス証券
ライブスター証券
GMOクリック証券
カブドットコム証券(平等抽選)など
特定の応募者への優遇はなく、チャンスが平等に与えられている
ステージ制抽選 岡三オンライン証券
など
証券会社に支払った手数料額が多い(取引回数が多い)とステージが上がり、当選確率が優遇される
完全平等+優遇抽選 SMBC日興証券(オンライントレード) 完全平等での抽選後、落選した人を対象に抽選される(ステージごとに抽選倍率が異なる)
資金量抽選 楽天証券
など
口座内の資金額あるいは申込株数が多ければ当選確率が優遇される
ポイント抽選 SBI証券 抽選に外れたときにもらえるポイントで優遇される枠がある

3.ライバルが多い証券口座を利用している

開設口座数の多い証券会社は、IPOの抽選の面では不利です。開設口座数が多いということは、それだけライバルも多いということだからです。

各証券会社の開設口座数がどのくらいなのかを比べてみましょう。(2018年3月末時点・当社調べ)

SBI証券や楽天証券は口座開設数の多い証券会社ですが、口座数が多ければ競争率が上がりやすく当選確率は下がります。

IPOに当たらない理由3つを踏まえ、IPOの当選確率を上げるためのポイントを解説していきます。

IPOの当選確率を高くするための証券会社選び

IPOの当選確率を上げる3つのポイント

IPOの当選確率を上げるためのポイントは3つです。

  1. IPO取扱件数の多い証券会社で抽選に応募する
  2. 抽選方法が「完全平等抽選」である証券会社を選ぶ
  3. 開設口座数が多すぎずライバルの少ない証券会社を選ぶ

1つずつ詳しく解説していきます。

1.IPO取扱件数の多い証券会社で抽選に応募する

IPOの件数をどのくらい扱っているかは、証券会社によって異なります。
ですから当選確率を上げるには、取扱数が多い証券会社で応募回数を増やした方がよいでしょう。

IPO取扱件数の上位は以下の証券会社です。

証券会社名 IPO取扱件数(2018年) IPO取扱件数(2017年)
SBI証券 86件 83件
SMBC日興証券
(オンライントレード)
66件 71件
マネックス証券 50件 49件

2019年当社調べ

店頭とネットの配分割合について

証券会社には、おもに店舗で営業をおこなっている大手総合証券会社と、ネット専業のネット証券会社があります。主幹事を務めることが多くIPO株の割り当て数が多いのは大手総合証券会社です。
しかし大手総合証券会社は、店頭での取引とネット取引の口座の両方でIPO株の販売をしていて、その両方の顧客にIPO株を分配します。店頭での販売分とネット口座での販売分には割合があり、多くの場合はネット口座の方が1割ほどとかなり少なくなります。
大手総合証券会社の店頭取引では、抽選ではなく証券会社側でIPOを販売する顧客を決める「裁量配分」によって資産の多い顧客に決まることが多くなります。
主幹事を務めている大手証券会社の大口顧客になれば当選確率は上がるのですが、多くの人はそういうわけにもいきません。ですからIPOの当選確率を上げるには、大口顧客になる必要のないネット証券会社の中から主幹事実績のある証券会社を選びましょう。

2.抽選方法が「完全平等抽選」である証券会社を選ぶ

IPOの抽選は多くの場合、口座の残高が多い人や手数料の累計金額が多い人が優先されるなど何らかの優遇措置があります。
しかし「完全平等抽選」なら1口座1票で、資金量も手数料の累計額も関係なく平等です。

どの抽選方法を採用するかは証券会社によって異なります。

△=資金量やポイント抽選がある 〇=割り当てられる配分が100%ではない ◎=完全平等抽選

証券会社名 抽選方法 評価
SBI証券 ポイント抽選
マネックス証券 完全平等抽選
SMBC日興証券
(オンライントレード)
完全平等+優遇抽選
カブドットコム証券 平等抽選
ライブスター証券 完全平等抽選
楽天証券 資金量抽選
岡三オンライン証券 ステージ制抽選
GMOクリック証券 完全平等抽選

2019年11月時点当社調べ

3.開設口座数が多すぎずライバルの少ない証券会社を選ぶ

開設口座数が多いということはそれだけライバルが多いということですから、開設口座数のあまり多くない証券会社を選ぶとよいでしょう。

ただし開設口座数が少なすぎてもIPOの取扱いが少なければ意味がありませんから、開設口座数とIPO取扱数のバランスに注意する必要があります。

そこで、各証券会社の開設口座数とIPO取扱数のバランスをグラフにしました。

2018年12月時点

口座数とIPO取扱数にあまり差がないカブドットコム証券マネックス証券は、1件のIPOに対してライバルが少なく、狙い目ということになります。

IPOの当選確率を上げるための証券会社の組み合わせ

ここまでのポイントを総合すると、IPOの当選確率を上げるためにするべきことは、

当選しやすい証券会社を選び複数口座を開設すること です。

それでは証券会社の紹介をしていきます。

取扱数が多い証券会社と完全平等抽選の証券会社を組み合わせる

完全平等抽選のマネックス証券は、資金力に関係なく平等にチャンスがあるので、株を始めたばかりで資金が少なくても不利になりません。

また、ネット証券のなかでIPOの取扱いが多いSBI証券やSMBC日興証券なら、応募数を増やしてチャンスを増やせます。

マネックス証券

マネックス証券
IPOの取扱数
2018年のIPO取扱銘柄数は50社
完全平等抽選かどうか
100%完全平等抽選なので申し込んだ人全員にチャンスがある。
口座開設数が多すぎないか
SBI証券の口座開設数が約470万なのに対して、マネックス証券の口座開設数は約180万とライバルが少ない。

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SBI証券

SBI証券キャプチャ
SBI証券
IPOの取扱数
2018年のIPO取扱銘柄数は86社でネット証券NO.1
完全平等抽選かどうか
口座開設数が多すぎないか
口座開設数NO.1の最大手。IPOの取扱いは多いが、ライバルも多い。

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SMBC日興証券

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SMBC日興証券
IPOの取扱数
2018年のIPOの取扱銘柄数は66社。SBI証券についで取扱い数が多い。
完全平等抽選かどうか
完全平等抽選と優遇抽選を組み合わせている
口座開設数が多すぎないか
SBI証券の口座開設数が約470万なのに対し、SMBC日興証券の口座開設数は約340万と、比較的ライバルは少ない。

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【上級テクニック】資金拘束と抽選のタイミングをずらして組み合わせる

次にご紹介するのは少し上級テクニックですが、抽選のタイミングが異なる証券会社を組み合わせる方法です。

IPOの抽選に当たると、その株を買えるだけの資金(買付余力)があるかどうかを口座の入金額で判断されます。
この判断のタイミングで口座に入金がされていないと応募が無効になってしまいます。

つまり、当選したらその口座からの資金移動ができなくなり、他の証券会社の抽選に応募することもできなくなってしまうということです。

入金額を確認するタイミングは証券会社によって異なり、3種類あります。

  • (A)ブックビルディングの際
  • (B)抽選もしくは(B')抽選前の購入申込の際
  • (C)抽選に当選後の購入の際

またIPOの抽選時期は、証券会社によって「前期型」と「後期型」の2種類あり、抽選がおこなわれる時期に違いがあります。

前期型の場合

抽選申込―ブックビルディング(A)-抽選(B)-購入申込(C)

後期型の場合

抽選申込―ブックビルディング(A)-購入申込(B')-抽選

ブックビルディングのときに入金が必要な証券会社で抽選申込をして、購入まで入金の必要がない証券会社にも申し込んでおけば、同じ銘柄で二回のチャンスがあるということです。

下の表は、各証券会社の入金確認のタイミングと抽選時期をまとめたものです。
この表の(A)と(C)(B)と(C)の証券会社の組み合わせなら、抽選のチャンスが二回あります。

抽選時期 前期型 後期型
(A) マネックス証券SMBC日興証券 楽天証券
《前期》(B)
《後期》(B')
岡三オンライン証券 カブドットコム証券松井証券
(C) SBI証券ライブスター証券

複数口座を利用して当選機会を増やすテクニックには、注意も必要です。

複数口座で応募するときの注意点

複数口座をうまく利用して抽選に応募した場合、当たったときのことを考えて資金を準備しておく必要があります。ほとんどのIPO株は最低単位が100株ですから、公開価格×100(申込株数)の分は資金を準備しておきましょう。
当選したのに購入できない場合、証券会社によってはペナルティーがある場合もあります。

口座数を増やしてもIPOに当たらないなら「資金力」を上げるしかない

口座数を増やすなどしてコツコツ当選確率を上げても、やはり資金力にはかないません。IPOの抽選は、口座に入っている資金の多さや支払った手数料の累計金額の多さで決まることがほとんどだからです。

まとめ

IPOの当選確率を上げるポイントは以下の5点です

  • 抽選対象の株数が多い証券会社を選ぶ
  • 抽選方法が「完全平等抽選」の証券会社を選ぶ
  • 開設口座数が多すぎない証券会社を選ぶ
  • 抽選応募時に口座入金が不要な証券会社を選ぶ
  • 抽選時期を意識して複数の証券会社の口座を組み合わせる

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