株取引の流れと初心者が知っておくべき基本ルール

「株取引の流れが知りたい!」

「初心者が損失を出さないように株取引するのは難しいんじゃないの?」

株はリスクもありますが、基本的なルールを覚え、無理せず行えば、資産を増やす強い味方になってくれます。優待目的で株を行いたい人も同様です。ここでは株取引の初心者がまずはじめに知っておきたい基本的なルールをお伝えします。

  • 株は売買益と配当金で利益を出す
  • 株取引は100株単位から売買が可能で利益には税金がかかる
  • 取引の種類には「現物取引」と「信用取引」がある
  • 注文方法には「指値注文」と「成行注文」がある

株取引とは?取引基本ルール

株で利益を得る仕組みと株のリスク

まずは株で利益が出る仕組みについてご説明します。株取引で得られる利益は「売買益」と「配当金」の2つに分けられます。

売買益
購入した時の値段より高い値段で株を売却できた時に生じる差額分

例えば100円で買ったものが120円で売れたら20円の儲けが出ます。これが売買益です。売買益には、購入した時より値下がりするリスクがあります。

配当金
所有している株式数に応じて企業が株主に利益を還元する仕組み

「配当金」は実施していない企業もあります。
また、配当金を受け取るには決められた日に株式を所有している必要があるので注意しましょう。

株取引はいくらからできる?

株は、基本的には100株単位から売買が可能です。

1株あたりの金額は100円以下のものから1,000円以上するものまで幅広くありますが、初心者は1銘柄20万円前後で探してみるといいでしょう

また、株を売買する時は、売買金額以外にも証券会社に支払う手数料が発生します。
手数料は証券会社によって異なり、さらに取引金額によっても変わるので証券会社を選ぶ時に必ず確認してください。

証券会社は手数料で比較!人気ネット証券9社のおすすめランキング

株取引で発生する税金

株で得た「売買益」および「配当金」には、得た利益に対して一律20.315%の税金がかかります

もしあなたが会社員であるなら、会社が行ってくれる確定申告とは別に株で生じた税金を申告する義務があります。

ただし、口座を開く際に「特定口座」を選べば自動的に税金を計上してくれます。
自分で確定申告をするのが面倒なら「特定口座」を選択しましょう。

株の特定口座って何?一般・NISA口座との違いと選び方・注意点

株取引はいつできる?

株取引は株式市場が開いている平日の午前9時から11時半までと午後12時半から15時の間にできます。
前者を前場(ぜんば)、後者を後場(ごば)と呼びます。良く耳にする呼び名なのでぜひ覚えてください。

取引は市場が開いている時間内に限りますが、注文は事前に出すことも可能です。日中、仕事でリアルタイムで市場を見られないという方も安心してくださいね。

株取引の始め方

それでは、株取引に必要な証券口座を開設してみましょう。

株取引を行うには証券会社に専用の取引口座を開く必要があります。最後におすすめの証券会社をご紹介するので参考にしてください。

口座開設には、ネット上で必要事項を入力するか、申込書類を記入し郵送する2パターンがあります。
ネット上だと早いところで翌営業日に開設できるところもあります。

基本的には証券会社のHPの手順通りに申し込みを進めていけば問題ありませんが、口座の種類を選択する際には特に注意が必要です。

口座が開設されたらそこに投資資金を入金します。資金は余剰金から20~30万円を目安に最低限の金額から始めるようにしましょう。取引口座には金融機関から振り込みで簡単に移せます。

これで準備はバッチリです。あとは最初に売買する銘柄を選ぶだけです。名の知れた企業の株も意外と手の届く値段で売買されている場合があります。

株の初心者におすすめの銘柄と銘柄選びの3つのポイント

株ではなく「投資信託」を買うという選択もあります。

投資信託
運用のプロにお金を預け代わりに投資を行ってもらうもの

有名な投資信託の中には、さわかみ投信株式会社が運用するさわかみファンドや、レオス・キャピタルワークス株式会社が運営するひふみ投信などがあります。

投資信託と似たようなもので、ETF(上場投資信託)と呼ばれるものもあります。投資信託は注文を出すとその日の市場が終わったタイミングで購入が受理されますが、ETFは株と同じように市場が開いている間ならいつでも売買が可能です。

ほかにもIPO(新規公開株)と呼ばれる企業が上場時に発行し、事前に抽選によって購入することができる株もあります。値上がりではなく値下がりしそうな株を売って、下がったところで買い戻しその差額を利益とする空売りという上級者向けの儲け方がありますが、空売りをしたい投資家に株を貸すことで利益を得られる貸株という制度もあります。

株の取引の流れ

口座開設後、銘柄を選んで売買をし、利益を出すまでの流れを説明していきます。

取引の種類

まずは、株取引の種類について説明していきます。取引方法は「現物取引」と「信用取引」の2つがあります。

現物取引
取引口座に入金した金額で行う取引
信用取引
入金した金額を担保に約3.3倍の額まで取引できる

たとえば取引口座に100万円ある場合、現物取引だと100万円内でしか取引ができませんが、信用取引だと約330万まで取引ができます。

現物取引に比べると、より多くの金額を投資できる信用取引の方が利益が多くなります。

利益が多くなるなら利用したくなる信用取引ですが、利益を多く得られるということは、損失も多くなるリスクが高まるということです。
初心者はまずは現物取引から始めることをおすすめします

現物取引 信用取引
定義 取引口座に入金した金額で取引する 入金額を担保に約3.3倍の額までで取引する
利益と損失 比較的リスクが低い ハイリスクハイリターン
手数料 安い 高い

買い注文の流れ

それでは実際に株式を購入してみましょう。注文方法は「指値注文」と「成行注文」の2パターンがあります。

指値注文
指定した株価になったら株式を売買する方法
成行注文
いくらでもいいから買いたい場合に株価を指定せずに売買する方法

指値注文は、指定した金額にならないと取引が成立しないので、欲しかった株が買えないこともあります。
成行注文は、思わぬ高額で購入することになってしまうことがありえます。

株式を購入するときは、両方をうまく使い分けましょう

売り注文の流れ

購入のときと同じように、株式を売却する場合も「指値注文」と「成行注文」の2つの注文方法を選択できます。

しかし株式は、値段が下がり始めると予想を超えて値下がりしていくものです。
売り注文を出すときは損失を最小限にするため、とにかく売ることを優先する成行注文を基本とするといいでしょう。

注文方法 買い 売り
指値 指定した金額を上回る株価になったら購入が成立する 指定した金額を下回る株価になったら売却が成立する
成行 株価に関わらず注文した時点での最も低い売り注文価格で購入が成立する 株価に関わらず注文した時点での最も高い買い注文価格で売却が成立する

株の注文方法の詳細は以下の記事で詳しく解説しています。

指値と成行の違いは?株の注文方法を解説

株の取引スタイル

株取引は、取り引きができる時間が決まっているため、ライフスタイルに合わせて投資スタイルを決めることが肝心です。

たとえばサラリーマンなら、日中にリアルタイムで株価を確認することが困難です。
会社勤めをしているなら、頻繁に売買を行わずじっくり値上がりするのを待つ中長期投資スタイルの方がいいでしょう。

主婦や学生の方であれば、投資できる金額はあまり多くないのではないでしょうか。
主婦や学生はNISAなどお得な制度を利用しながら、株主優待を目的に長く付き合える株を選ぶといいでしょう。

最後に専業投資家の場合ですが、収入源が株のみのため、ある程度まとまった額を株式で得る必要があります。
専業投資家であれば信用取引を取り入れながら利益を重ねるのもいいですし、リアルタイムで取り引きできる利点を生かし、デイトレードに挑戦してみるのもいいかもしれません。

まだ口座開設をしていない方におすすめの証券会社

株の取り引きをするには、証券会社の口座開設が必要です。
初めての口座開設であれば、取引手数料の安いネット証券会社をおすすめします

今回はその中でも大手の3社を紹介します。
以下の3つの証券会社なら、手数料が安いだけでなく口座開設から入出金までスムーズです。

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この記事のまとめ

証券口座の種類、取引の種類、銘柄、売却タイミングなど、取引を進めていくと選択が必要なシーンが増えてきます。1つ1つ意味を理解して始めは基本ルールに従って取引を進めていきましょう。慣れてきたら少し高度な分析の知識も身に着けて、高い利益を目指していけると良いでしょう。
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