米国株を買ってみたい!投資初心者にもよくわかる魅力と買い方

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米国株の特徴とは

これから米国株を始めたい投資家の方が気になるのは、やはり米国株のメリットとデメリットでしょう。
日本株にはないメリットやデメリットを理解しておかないと投資することはできませんよね。

日本株との違いに触れながら、米国株の特徴を見ていきます。

メリット1:高い株価上昇率の実績
米国 日本
2010年からの10年間のダウ平均の上昇率は約200% 日経平均の10年間の上昇率は約120%

▲ダウ平均株価の10年間の推移(出典:Yahoo!ファイナンス)

▲日経平均株価の10年間の推移(出典:Yahoo!ファイナンス)

グラフでは少しわかりにくいかもしれませんが、米国株も日本株もこの10年でかなり平均株価が伸びています。
とくに米国株は、2010年時点で1万ドルだったのに対し、2020年の2月時点では約3万ドルになっています。

メリット2:配当金を重視する文化
米国 日本
配当を重視する文化 株主優待を重視する文化

米国企業は、株主の利益は配当金と考え、配当金をできるだけ減らさず増やす企業が多い傾向にあります。
一方、日本では株主優待が人気で、優待品に力を入れている企業が多いようです。

メリット3:少額投資ができる
米国 日本
1株から購入できる
原則は1単元100株からの購入

米国株は1株から購入することができるため最低投資金額が日本より安く、まとまった資金がなくても投資を始められます。
また株価が高くなった場合には、株主の資産に損が出ないようにしながら株価を引き下げる操作(株式分割)を行う企業も多くあります。
日本でも「単元未満株」を扱っている証券会社であれば1株から購入することはできますが、配当金や株主優待をもらえる権利に制限があります。

一方で、米国株にはデメリットもあります。

デメリット1:1日の下落制限がない
米国 日本
・1日の株価の下げ幅に制限がないため1日で大きな下落が起こることがある
・1987年10月19日、ダウ平均がわずか1日で22.6%の下落をした記録もある
1日の株価の下げ幅に制限がある

米国株でも、急激に株価が下落すると一時的に取引停止になることはあります。
不測の事態に備え、米国株に限らず投資は必ず余裕資金で行うように心がけましょう。

デメリット2:為替手数料と為替変動リスクがある
米国 日本
投資資金を米ドルに両替する必要があるためドル購入のための為替手数料が発生する(為替で損をすることもある) 両替の必要はない

米国株に慣れてくれば、円高ドル安になったタイミングで投資資金を両替して、多くの投資用の米ドルを得るなど、為替をうまく活用することもできます。

デメリット3:取引時間が夜間
米国 日本
取引時間が日本時間の夜から翌朝早朝 取引時間は日中

米国市場は日中働いている会社員の方なら帰宅後に取り引きができます。
とはいえ、取り引きに夢中になり過ぎて寝不足にならないよう注意しましょう。

長期投資を意識して売買の頻度を抑えたり、一定の株価になったら購入する指示を出したりして、うまく時間を使う工夫をしましょう。

米国株の銘柄の選び方

米国株の特徴を把握したら、次のステップは「どの銘柄に投資するか」です。

米国株以外で株の投資経験がある人は、自分なりの銘柄の選び方で投資先を見つけてみましょう。
一方で、投資経験がまだ浅い人は、身の回りにあるアメリカ企業を5~6社選んで、それぞれ同じ金額ずつ投資するところから始めてみましょう。

すでに日本の身の回りには、例えば以下のようななじみのあるアメリカ企業がたくさんあります。

  • アップル(AAPL)
  • マイクロソフト(MSFT)
  • アマゾン(AMZN)
  • グーグルの親会社アルファベット(GOOGL)
  • フェイスブック(FB)
  • コカ・コーラ(KO)
  • マクドナルド(MCD)
  • スターバックス(SBUX)
  • ウォルト・ディズニー(DIS)
  • ビザ(V)
  • マスターカード(MA)
  • ジョンソンアンドジョンソン(JNJ)
  • P&G(PG)
  • ナイキ(NKE)
  • ドミノ・ピザ(DPZ)

※カッコの中の1~5文字のアルファベットは、株を識別するためのティッカーシンボル(シンボル)と呼ばれるものです。

これらの企業は名前をよく知っているものばかりですhね。
この中から、よく使っている製品を提供している企業や、応援したい企業を5~6社選んでみてください。
それが購入する銘柄候補になります。

身近な企業を複数選んで買うだけで、初心者でも平均的な投資家と同じくらいの利益が期待できます。これには根拠が2つあります。

1つ目の根拠は、投資経験のない日本人でも知っているほど有名な企業を選べば、結果的に世界のトップクラスの企業に投資できるからです。
日本でいうトヨタのような世界を代表する企業の株を、それぞれ少しずつ買うイメージです。

2つ目の根拠は、複数の株を買えば、1社の株が下がっても損失を小さくすることができるためです。

ミスした場合の損失をできるだけ抑えることで、初心者でも平均的な投資家のリターンに近づけます。

より具体的に、銘柄の選び方や投資の仕方を詳しく知りたい場合は「7年間で1000万円儲けた投資家が実践した米国株投資での稼ぎ方」も合わせて御覧ください。

簡単に買える!米国株の購入手順

米国株の特徴がわかり、購入する銘柄の選び方もわかったところで、次は購入手順を確認していきます。

米国株の購入手順1:外国証券取引口座を開設する

日本から米国株に投資するためには、米国株の取り引きができる外国証券取引口座を開設する必要があります。
米国株が取り引きできる証券会社で有名なのは次の3つです。

すでに総合証券口座を持っていて日本株の取引をしている場合でも、外国証券取引口座の開設手続きが必要ですのでご注意ください。

米国株の購入手順2:入金・両替をする

米国株を投資するための外国株式取引口座が開設できたら、次は証券口座への投資資金の入金と米ドル両替です。

ほとんどの証券会社は銀行振込やインターネットバンキングからの入金に対応していますが、インターネットバンキングを利用する方法が便利で手軽です。

ネットバンキングなら、投資で利益が出た場合の出金もネットバンキング経由でスムーズにできます。

マネックス証券で利用できるインターネットバンキング(2020年2月時点)

  • SMBCダイレクト(三井住友銀行)
  • 三菱UFJダイレクト(三菱UFJ銀行)
  • みずほダイレクト(みずほ銀行)
  • ゆうちょダイレクト(ゆうちょ銀行)
  • ジャパンネット銀行
  • 楽天銀行
  • 住信SBIネット銀行

証券口座に入金できたら、次は投資資金を米ドルに両替します
両替は証券会社によって「為替振替」や「為替取引」と呼び名が少し異なります。

両替には手数料が必要ですので、確認しておきましょう。

マネックス証券SBI証券楽天証券の場合なら、日本円のまま米国株を購入する円貨決済機能があります。
円貨決済を利用する場合は、米ドルに両替する必要はありません。

米国株の購入手順3:株を注文する

米国株を注文するときに最低限必要な情報は、購入銘柄のティッカーシンボル購入株数です。

ティッカーシンボルは各証券会社の取扱銘柄一覧から確認することができます。購入前に買いたい株のシンボルを必ず確認しておきましょう。

シンボルを確認して購入株数が決まったら、各証券会社の米国株取引画面で購入銘柄(シンボル)と購入数量の指定をします。

注文時の株価で株を買う場合は、注文方法で「成行」を選択して購入ボタンを押せば、すぐに株が購入できます。

また、株の購入に慣れたら「指定した金額になったら株を買う」指値注文・逆指値注文にもチャレンジしてみましょう。

  • 成行:現時点の株価で今すぐ株を買う。
  • 指値注文:指定した価格まで株価が上がったら、指定の株価で買う。
  • 逆指値注文:指定した価格まで株価が下がったら、指定の株価で買う。

詳しい説明は、こちらのページで解説していますのであわせてご確認ください。

米国株の証券会社選びのコツ

米国株を取り引きするためには専用の証券口座が必要ですが、どの証券会社で口座を開設すればよいか悩みますよね。

米国株投資をするネット証券の詳細な比較は「>外国株投資でネット証券を比較 米国株の銘柄も紹介」にありますが、簡単に選ぶポイントは

  • 取引手数料・為替手数料の安さ
  • 銘柄数の多さ
  • 情報・サービスの充実度

の3つです。

米国株に強いマネックス証券は、米国株銘柄の取り扱いが3,500銘柄以上と充実していて、手数料も抑えられています。
また、これまで米国株の情報が少なく挑戦できなかったとの声を受け、2020年3月に「銘柄スカウター米国株」というツールが誕生しました。

マネックス証券の米国株取引手数料は0円から

この記事のまとめ

米国株は日本株と比べて少額から始めることができ、長期で伸びていくアメリカ経済に投資することができます。

まずは有名企業の株を少しずつ買って、長期で保有してみるとよいでしょう。

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