投資初心者のための株の始め方

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「将来のためにしっかり貯蓄していきたい!」

「株って難しそうだけどどんな手順で始めればいいの?」

損しそう、なんだか難しそう、そんなイメージが強い株式投資ですが、始め方も、仕組みも意外と簡単です。基本とリスク管理さえ怠らなければ効率よくお金を増やすことができます。ここではこれから株を始めようと考えている方に、これだけは知って欲しいことだけをお伝えします。

  • 株を始めるには証券会社の口座開設が必要
  • 初心者は源泉徴収有の特定口座を選択するのがおすすめ
  • 1万円以下で買える銘柄もあるが5万円もあれば銘柄を選ぶことができる
  • 株の運用方法には「売買益」「配当金」「株主優待」で利益を得る方法がある

株を始めるためにまず必要な証券口座

株を始めるためには、売買の際に使う専用の口座が必要なことをご存知ですか?
株取引を行うには、普段みなさんが利用されている銀行口座とは別に、証券会社で株取引専用の口座を開く必要があります。

最短で翌日から使える!株取引口座の開き方

証券口座でおすすめなのは、申し込みがカンタンで手数料の安いネット証券会社です。

ホームページの案内に従い、必要事項を入力して本人確認書類をアップロードするだけで、最短で翌日から株取引を行える証券会社もあります。

申し込みの際に必ずマイナンバーを問われるので手元に準備しておきましょう。
また、本人確認書類は運転免許証などの写真付きのものであれば1種類、写真なしの健康保険証や住民票などは2種類提出が必要です。

初心者におすすめな口座の種類とは

証券口座を開く時には以下の3種類の口座から1つを選ぶ必要があります。

  1. 源泉徴収ありの特定口座
  2. 源泉徴収なしの特定口座
  3. 一般口座

株取引で得た利益には20.315%の税金が必ずかかってきます。
口座の種類が違うと、税金を自分で計算して自分で納めるかどうかが変わってきます。

初めての口座開設であれば、1か2のいずれかを選ぶといいでしょう。

口座の種類 特徴
1.源泉徴収ありの特定口座 証券会社が投資家に代わって税金を計算し納めてくれるので確定申告不要
2.源泉徴収なしの特定口座 証券会社が作成した年間取引報告書を使って本人が確定申告をする
3.一般口座 税金の計算から確定申告まで自分で行う

株を始めるのに必要な資金と金額別おすすめ銘柄

では、株を始めるにはどれくらいの資金があればいいのでしょうか?
ここでは、少額から購入できる銘柄を金額別に紹介します。

※ここで掲載している株価は2019年6月7日時点のものです。

1万円以下で買える銘柄

株は基本的に100株単位で購入しますので、株価が100円以下だと1万円以下で買うことができます。

しかし1万円以下で買える株は、特にニュースもなく業績が低迷しているものが大半です。

銘柄 株価 最低購入金額
オンキヨー(6628) 41円 4,100円

オンキヨー(6628)は老舗の音響メーカーでしたが、その主力の事業を売却したため株価が下がりました。
しかしOEMに専念するとのことで、一緒に取り組む企業によっては思わぬ高利益を得る場合もあるかもしれません。

1万円以下の株は株の練習、もしくは宝くじでも購入するつもりで購入するのがいいでしょう。

5万円以下で買える銘柄

購入金額が5万円以内となると選択肢がぐっと増えてきます。

銘柄 株価 最低購入金額
シダックス(4837) 258円 25,800円
サマンサタバサジャパンリミテッド(7829) 245円 24,500円

カラオケで有名な「シダックス」や、女性に人気のアパレルブランド「サマンサタバサジャパンリミテッド」はお得な株主優待券ももらえます。

株主優待とは詳しくは後ほどご説明しますが、株式を所有するだけでもらえるお金以外のお得なプレゼントのことです。

シダックスはカラオケの割引券、サマンサタバサは特別価格の即売会に参加できます。

10万円以下で買える銘柄

10万円以内なら安い株をいくつか組み合わせて持つか、じっくりお気に入りの銘柄を買って長く持つのもいいでしょう。

銘柄 株価 最低購入金額
ヤーマン(6630) 935円 93,500円
北の達人コーポレーション(2930) 604円 60,400円

 

株の運用方法

株で利益を得る方法は「売買益」「配当金」「株主優待」の3パターンです。

売買益

売買益
株式を買った金額と売った金額の差額分が利益となる儲け方

つまり、できるだけ安く売って高く売ることができればその分儲けとなります。1株あたりの金額が大きい株の方が値動きが大きく、儲けも出やすい反面損も出やすいので、初心者はまずは10万円以下の株を買い、株式投資に慣れることをおすすめします。

予算内で何種類かの株を業種を分けて買う分散投資もおすすめです。例えば、食品、レジャー、車など分けて業種を分けて所有しておけば、仮に車業界全体が落ち込んだとしても、他の銘柄損失をカバーすることができるでしょう。

配当金

配当金
企業が出した利益をお金で株主に還元する方法

もらえる配当金の金額は、所有している株式数によります。さらに配当金という制度を実施していない企業もあります。

また権利確定日と呼ばれる、配当金をもらえる権利が確定される日の3日前までに株式を所有しておく必要があります。
権利確定日当日に購入しても権利はもらえません。

一般的に、決算期ごとにもらえる配当を普通配当と呼び、たまに記念事があるタイミングでもらえる記念配当、特別な利益が出た時にもらえる特別配当などもあります。

株主優待

株主優待
企業が利益をお金以外の形で株主に利益を還元する方法

株主優待は、仕組みとしては配当金と同じですが、もらえるものが自社商品だったり、クオカードや割引券だったりと企業によって特色があり、株主優待のみを目的に株を買う人も多くいます。

そのため、株主優待が魅力的な企業ほど権利確定日に向けて株価が高くなり、権利確定日が過ぎると一気に売られて株価が下がるような銘柄も多くあります。

この記事のまとめ

株は余剰資金が数万円あるだけでも幅広い銘柄から購入することができます。少額でリスクの少ない投資から始めましょう。まずは手数料の安いネット証券会社で口座開設をすることをおすすめします。

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