松井証券のスマホアプリ「株touch」の特徴とメリット・デメリット

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大正7年創業の老舗の松井証券は、株式のネット取引の世界でも注目を集めています。
取引できる金融商品の幅はほかの証券会社より少ないのですが、取引手数料の安さは投資初心者にとってうれしいところです。

松井証券のスマホアプリ「株touch」は、自動更新がスピーディにできることやタップするだけで注文が出せるという特徴があります。「株touch」の特徴や機能についてのほか、メリットやデメリットについてもご紹介しましょう。

松井証券のスマホアプリ「株touch」のメリットとデメリット

「株touch」のiPhone版はiOS 9.0 以上に対応しており、次のデバイスで利用することができます。

iPhone(4S以上)、iPod touch(第5世代以上)、iPad(第2世代以上)、iPad mini、iPad Air、iPad Pro

Android版はAndroid4.0以上に対応しており、対応機種の幅も広いです。
対応機種一覧はこちら

「株touch」の株価ボードの情報は、最短0秒で自動更新され、「スピード注文」にも対応しています。
また投資判断に必要なテクニカルチャートや豊富な投資情報も利用でき、株式の取引だけでなく先物取引やオプション取引にも対応しているので、初心者の域を脱して中堅・ベテラン投資家となっても活用できるアプリです。

これから株を始める初心者の方にも、経験者の方にも便利に使える「株touch」ですが、メリットとデメリットの両方があります。具体的に見ていきましょう。

松井証券のスマホアプリ「株touch」のメリット

まずは強みの機能から、「株touch」を使うメリットをご紹介します。

メリット1:株価ボードは最短0秒で自動更新

最大400銘柄を登録しておくことができる株価ボードは、最短0秒で更新されるため常に最新情報を得ることができます。登録した銘柄は、投資家のニーズに応じてグループ分けし、見やすく分類することもできます。

メリット2:「スピード注文」に対応

画面をタップするだけで注文を出すことができる「スピード注文」に対応しています。あらかじめ「売り買いの別」と「価格」以外の注文条件を設定しておくことで、複数気配画面をタップするだけで注文できるようになります。訂正・取消なども、画面をタップするだけで可能です。

メリット3:見やすいチャート画面

各銘柄の値動きを表示するチャートの種類が多く横画面表示にも対応しているため、スマホを横向きにするだけで各チャートを見やすく表示できます
チャート画面にトレンドラインを表示して、株価の分析に役立てることもできます。

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松井証券のスマホアプリ「株touch」のデメリット

使いやすく便利な機能がたくさんある「株touch」ですが、デメリットもあります。

デメリット1:アプリの強制終了が起こる場合も

スマホの機種やOSとの相性にもよるかもしれませんが、取引中やチャートのチェック中などにアプリが強制終了する現象が起こることがあります。強制終了があまりにも多いとせっかくの取引機会を失ってしまうことにつながるので、慎重に動作確認をしましょう。

デメリット2:保有資産の確認がしづらい

保有資産が一覧で見られないため、投資家自身が記録をとっておくことが大切です。今後の改善に期待したいところです。

松井証券のスマホアプリの入出金機能

注文をする際にはお金を証券口座に入れておかなければなりませんし、株で得た利益を自分の銀行口座に移すこともあります。
そのような場合に使う機能を入出金機能といい、アプリで操作することができます。

「株touch」で株取引をするには、松井証券のネットストック口座に現金を入金しておく必要があります。携帯サイトの入出金ページで「ネットリンク入金」「らくらく振替入金」「定期入金」「出金依頼」の手続きを行うことができます。

引用元:松井証券「株touch利用方法」

松井証券の口座に入金をする方法は4つあり、出金は登録金融機関に送金する方法です。

入出金方法 対応金融機関
ネットリンク入金 ゆうちょ銀行・みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行・りそな銀行・埼玉りそな銀行・ジャパンネット銀行・セブン銀行・ソニー銀行・楽天銀行・住信SBIネット銀行・じぶん銀行・イオン銀行・スルガ銀行・京都銀行・関西みらい銀行・福岡銀行
松井証券が指定する利用可能金融機関のインターネットバンキングサービスを利用していることが条件です。
らくらく振替入金 みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、ゆうちょ銀行
金融機関と口座振替契約を締結することで、ネットストック口座へリアルタイムに振替入金手続きができます。
定期入金 都市銀行、地方銀行、ネットバンクなど、全国100行以上の口座
毎月27日(休業日の場合は翌営業日)に指定された金額を金融機関の口座から自動で引き落とし、引落日から5営業日後に口座に反映します。
銀行振込入金 金融機関のATM・窓口から松井証券が指定する「入金先銀行口座」に振り込む方法です。
出金 松井証券の口座から、出金先として登録した金融機関に送金できます。「株touch」からも出金依頼ができます。

松井証券のスマホアプリの注文機能

「株touch」は、注文したいタイミングで必要な情報を入力する通常注文のほかに、複数気配画面をタップするだけで注文ができる「スピード注文」にも対応しています。

現物買をする場合

株touch「株式取引メニュー」画面を表示し「現物買」をタップします。

銘柄コード、銘柄名などをもとに検索を行います。

注文する銘柄を選択し、注文に必要な事項を入力します。

引用元:松井証券「操作説明」

スピード注文を利用する

スピード注文をしたい場合は、下の画面で「株式スピード注文」を選択します。

銘柄を検索し、必要事項・取引暗証番号を入力します。

注文したい価格の板を押し、注文内容を確認して「注文」を押します。

引用元:松井証券「操作説明」

松井証券のスマホアプリではどんな情報収集ができるか

株価ボードでは、あらかじめ登録しておいた銘柄の情報(現在値・前日比・騰落率・時刻・高値・安値・始値・前日終値・売気配・買気配)を見ることができます。

個別銘柄のチャートは、見やすい横画面表示にもなります。

メインチャート、サブチャートを並べて表示することもできます。

投資に必要な情報を閲覧するには、TOPページ「情報検索メニュー」をタップし、閲覧したい内容を選びます。
「指数一覧」を表示すると、日経平均、日経225先物、JPX日経400など投資判断に必要な指数を表示することができます。

株式ランキングの表示を行うこともできます。

市場に影響を与えそうなニュースを閲覧することもできます。

引用元:松井証券「操作説明」

松井証券のスマホアプリの便利なツール一覧

投資経験を積めば積むほど「多くの情報を閲覧してもストレスにならず、より確実な投資判断ができるのに!」という気持ちになるものです。
「株touch」は、初心者だけでなくベテラン投資家にも便利な機能が搭載されています

2つの銘柄を比較できる「比較チャート」

選択した銘柄と、比較対象と考えている銘柄や指標を1つの画面で比較表示できる「比較チャート」機能があります。
他社のアプリで同様の機能をもつものは少ないですが、とても便利な機能です。

約定Push通知で次の投資機会を逃さない

「株touch」を起動していないときでも、出した注文が約定したことをPush通知で知らせてくれます。
仕事中や旅行中など株価のチェックばかりしていられない場面でも、約定の結果をリアルタイムに知ることができれば、次の行動に移るチャンスを逃さずに済みます。

ほかの金融商品にも投資できる

株式に投資することで経験を積み、「ほかの金融商品(先物・オプション)にも投資してみたい」と思ったときでも「株touch」が使えます。
慣れたアプリをそのまま使えるため、新しい挑戦もスムーズに進みます。

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