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初心者向けのトレーディングツールは、「MARKETSPEEDⅡ」
まずトレーディングツールについてお話をうかがったのは、楽天証券の長谷川拓実さんです。
「株取引はパソコンでした方が確実にいいですね。そして選ぶべきパソコンは、どのトレーディングツールを使うかによります。
自分が利用するトレーディンングツールを問題なく動かせるスペックのパソコンを選ぶことが大切ですね」と長谷川さん。
出典:楽天証券のマーケットスピード
「初心者の方に向いているトレーディングツールは、やはり楽天証券の提供する『MARKETSPEEDⅡ』です。」
機能はたくさんあるそうですが、今回とくに便利な機能としてご紹介いただいたのは「情報を一元管理できるUI」と「お気に入り機能」です。
ブラウザを行き来せずに情報を一元管理できるUI
株取引で大切なことは、株に興味をもち続けることです。常に株価や社会の動き、ニュースなどにアンテナを張り続ける必要があります。
しかし、株価チャートとニュースサイトなどを毎日チェックするのは意外に面倒なものです。
面倒なことは長続きしません。そこで重要になるのが直感的に操作できて情報を一元管理できるUIです。
出典:楽天証券のマーケットスピード
「MARKETSPEEDⅡ」なら、銘柄に関連するニュースをすぐに確認できるので、ブラウザを行き来することなく、チャートとニュースを照らし合わせることが可能です。
さらに、株の保有数量やどのくらいの値段で入手したか、現在の損益も一目でわかります。
お気に入り機能
出典:楽天証券のマーケットスピード
「MARKETSPEEDⅡ」が初心者に向いているもう1つの理由は、お気に入り機能が充実していることです。
お気に入り機能には、100銘柄を保存できるページが10ページ用意されています。
ページごとに業種や業界などで分けて銘柄を保存することができるので、定期的に株価チャートを確認する際に役立ちます。
近しい業界で分ければ、チャートを見比べることも簡単なので、自分の管理しやすいようにページを使い分けると良いでしょう。
そしてお気に入りリストは、どのデバイスからでも呼び出すことができるので、出先でスマホやタブレットから確認することも容易です。
出典:楽天証券のマーケットスピード
お気に入りリストへの追加方法も簡単。お気に入りタブの上にある検索ボックスに、気になる銘柄名やコードを入れて検索して、「+お気に入り」ボタンを押すだけで完了です。
初心者が株取引をするならパソコンはWindows一択!
ここからが今回の本題です。「MARKETSPEEDⅡ」を利用するうえでベストなパソコンはどういった環境が必要なのでしょうか。
「ハイスペックなパソコンでなければ動かない」となると、気軽に始めることはできませんよね。
株取引と聞くと「画面がたくさんあってハイスペックなパソコンでするもの」というイメージもありますが、実際はそれほどハイスペックである必要はありません。「MARKETSPEEDⅡ」の場合、利用するうえで必要なスペックは、以下のとおりです。
パソコンに詳しくない方は、上記の「推奨環境」を家電量販店の店員さんにそのまま伝えてもよいでしょう。15万円前後で購入できるはずです。
予算的に厳しければ、最低限必要なスペックである「必要環境」に該当するパソコンを購入してみてはいかがでしょうか。この条件なら10万円程度で購入することができるでしょう。
上記のスペックがあれば「MARKETSPEEDⅡ」は問題なく利用できます。
ただ、頻繁にトレードしたり、モニターを4画面以上出力したりするなら推奨環境の方がよいでしょう。
注意点は、Apple製品のMacでは動作しないことです。
どうしてもMacを使いたければ「MARKETSPEEDⅠ」を利用する手も
出典:楽天証券のマーケットスピード
どうしてもMacを利用したい場合は、「MARKETSPEEDⅠ」を利用する手もあります。バージョンが1つ下がりますが、先ほどご紹介した「情報を一元管理できるUI」と「お気に入り機能」は利用が可能です。
これから新しくパソコンを買うのであればWindowsがよいでしょう。Macの場合、モニターを2画面までしか追加できなかったり「MARKETSPEEDⅡ」がもつその他の便利な機能が使えなかったりするからです。
ただ、すでにMacを利用していて新しくパソコンを買う余裕がないのであれば、Macでも問題はありません。
携帯やタブレットでの株取引は可能?デスクトップとノートなら?
極端な話、スマートフォンやタブレットでも株取引は可能です。ただパソコンと比べて、一度に確認できる情報は減るので、操作性はどうしても下がってしまいます。
パソコンに関しては、デスクトップ・ノートどちらでも大丈夫です。むしろ重要なのは、複数の画面を一度に出力できるスペックがあるかどうかです。
「MARKETSPEEDⅡ」に限った話ではなく、多くのトレーディングツールはモニターを4画面、6画面と拡張した状態で利用されることを前提に設計されています。
「MARKETSPEEDⅡ」の真骨頂はやはり4画面から。もし本格的に株取引をしていくなら、これを機に条件を満たしたスペックのWindowsの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
パソコン専門店に聞く!10万円前後で株取引のできるパソコンとは?
ここからは、受注生産を中心としたカスタマイズパソコン販売の専門店「ドスパラ秋葉原本店」で店長を勤める黒川裕大さんに、「MARKETSPEEDⅡ」に最適でリーズナブルなパソコンをご紹介いただきます。
「今回は、楽天証券様の『MARKETSPEEDⅡ』で株取引を行うためのパソコンということで多画面出力が可能なものを選定させていただきました。」
コストを抑えて株取引を快適に!Magnate IM
まず最初にご紹介するのは、当社のエントリークラスで一番人気のMagnate IM(マグネイトIM)というCore i5-8400を搭載した2画面出力対応のモデルです。
Core i5と聞くとCore i7よりも性能が劣ると思われがちですが、こちらに搭載されているCore i5-8400は、Core i7-3770よりも性能的には高いモデルとなっているため、「MARKETSPEEDⅡ」の推奨環境にも当てはまるといってよいでしょう。
お値段も6万円前後とお手頃でモニターを2台付けても10万円以内に収まるので、コストパフォーマンスは申し分ないと思います。
株取引もPCゲームも楽しめる!多画面対応のGALLERIA RT5
※店頭に同モデルがなかったため写真は同シリーズのGALLERIA RJ5
次にご紹介するのは、株取引はもちろんゲームも楽しめるGALEERIA RT5という機種です。先ほどご紹介したMagnate IMにゲームができる機能を追加したモデルになっていて、画面出力も3画面まで対応しております。お値段は、11万円前後とゲーミングPCとしてはリーズナブルなモデルです。
またGALEERIA RT5は、最大12個の処理を同時に行えるため、株取引をしながらゲームをして、YouTubeを見るといった使い方も可能です。
デイトレーダーの中には株取引の合間にゲームを楽しまれる方もいらっしゃるので、そういったお客様から高い評価をいただいております。
MARKETSPEEDⅡの真骨頂!4画面出力モデルをリーズナブルに購入するには?
やはり「MARKETSPEEDⅡ」の機能をフル活用するのであれば、推奨環境をクリアしたうえで4画面出力したいところ。しかし4画面出力対応のパソコンは既製品では少なく、お値段も20万円を超えるものが大半です。
そこでおすすめしたいのがパソコンのオーダーメイド。お客様一人ひとりに合わせて不必要な機能は外し、必要な機能だけを組み合わせることでお値段を抑えることが可能です。
弊社では「知識も時間もないから難しい」といったお客様のために、お客様のご予算や用途に合わせてカスタマイズ、組み立てからOSインストールまで行っております。
お値段をできるだけ抑えて4画面出力したい方は、メールやお問い合わせフォームからご相談ください。
お客様が最適な環境で「MARKETSPEEDⅡ」をフル活用できるようなパソコンをご提案させていただきます。