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スマホアプリで初心者でもカンタン株取引
スマホのアプリには、株の知識をつけたり取り引きのシミュレーションをしたりするゲームのようなアプリと、実際の売買ができる証券会社のアプリがあります。
証券会社のアプリは株取引をするのにとても便利で、いまや株式投資をしている人にはなくてはならないツールです。
たとえば、楽天証券のスマホアプリ「iSPEED」は、現在145万人もの人が使っている超人気の株アプリです。
株のアプリの最大の強みは、いつでもどこでも注文できることです。ほかにも
- シンプルな操作で注文できる
- 急な状況の変化をアラート機能で知らせてもらえる
- 情報収集が効率よくできる
- 口座開設するだけで使える
など、さまざまなメリットがあります。
一方でセキュリティ面などの不安要素もありますが、これはデメリットの章で対策も含めて詳しく解説していきます。
まずは、スマホアプリで株投資をするメリットをより詳しく見ていきましょう。
株式投資でスマホアプリを使うメリット・デメリット
メリット|スマホアプリでここまでできる!

株のアプリには、証券会社の取引用のアプリや、口座開設用のアプリ、勉強やシミュレーションのためのアプリなどさまざまな種類があります。
また、ネット証券会社とアプリが一体になっているスマホ証券と呼ばれる新しい証券会社もあります。
それぞれ便利な機能があるので、ご紹介します。
証券会社の取引用のアプリは機能が盛りだくさん!
証券会社のアプリで主にできること
- 株取引(売買)
- 株価のチェック
- 会社四季報や経済ニュースのチェック
証券会社の口座開設用アプリでカンタン口座開設
また、証券会社に口座開設をするためだけのアプリも存在します。
口座開設用のアプリで主にできること
- 口座開設の申し込み
- 本人確認書類のアップロード
- 連携銀行口座の登録
勉強・シミュレーションアプリは初心者におすすめ
証券会社の取引アプリのほかに、株取引の勉強やシミュレーションができるアプリがあります。
基礎知識をつけたり、取り引きの練習をしたりしてから実際に売買してみないと不安な初心者の方にはぴったりです。
勉強・シミュレーション用のアプリで主にできること
- クイズ形式などでの基本学習
- 実在する銘柄を使っての取引シミュレーション
- 四季報などの情報収集
スマホ証券はアプリで全てが完結する
スマホで取り引きすることに特化したスマホ証券と呼ばれる新しい形の証券会社があります。
従来の店舗型証券会社やネット証券会社は、取り引きのツールの一部としてスマホも使えるという考え方でしたが、スマホ証券の場合はスマホアプリで取り引きすることを前提にしています。
そのため、口座開設から連携銀行口座の設定、情報収集や実際の取り引きまでが全てスマホ1台で完結します。
デメリット|スマホで株の取引をするのは危険?セキュリティは大丈夫?
アプリのメリットはなんといっても手軽さですが、反面デメリットもあります。
スマホアプリで株取引をする主なデメリットは、セキュリティ面やPCツールとの操作性の違いです。
セキュリティ面が不安
株取引に限りませんが、当然紛失や盗難の際の危険性があります。ですが、証券会社のアプリは紛失・盗難リスクに備えた対策がしてあり、セキュリティに問題はありません。
画面が小さくて操作しにくい
株の売買をする際にテクニカルな分析をしたい方には画面の小ささがネックになるでしょう。中級者には向かないかもしれません。
株の取り引きや勉強でアプリを使うことのメリットは手軽さや機能の多さですが、デメリットはセキュリティ面や画面の小ささでした。
両方をふまえ、これからアプリで株取引をしたい初心者の方におすすめの株アプリをランキングしました。
初心者におすすめの株アプリ
初心者が投資を始めるためにおすすめの株アプリを紹介します。いずれも使いやすいアプリばかりです。
使いやすさと情報量のバランスが初心者に優しい楽天証券のiSPEED

楽天証券の「iSPEED」のいいところは、スクリーニング機能・ランキング機能が株価の動きによって検索できることこと。初心者でも業界を知るのにぴったりなアプリです。情報量も適切なので、他のツールを使わず1つのアプリで完結したい人におすすめ。
iSPEEDの特徴
- 売買管理がしやすく情報が見やすい
- 銘柄ランキングが充実している
証券会社 | 楽天証券 |
---|---|
銘柄検索 | ◎
チャートの動きから上昇中の株を探せるスクリーニング機能が評判 |
注文方法 | 〇 |
チャート分析 | ◎ |
シンプルな作りで中級者になっても使えるSBI証券の「SBI 株」アプリ

SBI 株の特徴
- チャートが見やすい
- 使える機能が多い
証券会社 | SBI証券 |
---|---|
銘柄検索 | ◎
株主優待内容や業種だけでなくキーワードで銘柄を選べる |
注文方法 | 〇 |
チャート分析 | 〇 |
投資目的・スタイルに合ったおすすめ株アプリ
株アプリは用途や機能で選ぶのももちろんアリですし、操作性の良さで選ぶこともできます。あるいは、絶対に少額から始めたい方にぴったりのアプリもあります。
自分の投資目的や投資スタイルに合ったポイントでアプリを選んでみましょう。
自分に合ったアプリ選びのポイント
- とにかくカンタンに操作したい
- 少額から始めたい
- 忙しいけど損はしたくない
- じっくり分析してから注文したい
- アプリで全て完結したい
1.とにかくカンタンに操作したい

DMM株の特徴
- かんたんモードなら操作も銘柄選びも入金も簡単
- ノーマルモードならチャートを使った分析もできる
- アプリ内でかんたんモードとノーマルモードの切り替えができる
証券会社 | DMM.com証券 |
---|---|
銘柄検索 | ◎ |
注文方法 | 〇 ノーマルモードなら逆指値注文や売却予約ができる |
チャート分析 | 〇 (ノーマルモードのみ) |
2.少額から始めたい

kabuステーションの特徴
- 画面がシンプルでチャートも注文画面も見やすい
- 値上がり率や値下がり率のランキングがリアルタイムで見られる
証券会社 | カブドットコム証券 |
---|---|
銘柄検索 | 〇 |
注文方法 | 〇 |
チャート分析 | ◎ |
3.忙しいけど損はしたくない
松井証券の「株touch」は、株価を常に見ていることができなくても注文機会を逃しません。
「追跡指値」という指値注文と逆指値注文を同時にできる注文方法で、希望の価格の範囲内で取り引きすることができます。

株touchの特徴
- 日本の株価に影響する海外指標の数が多い
証券会社 | 松井証券 |
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銘柄検索 | △ |
注文方法 | ◎
成行・逆指値・追跡指値の3つ |
チャート分析 | △ |
4.じっくり分析してから注文したい

岡三ネットトレーダースマホの特徴
- テクニカル分析に使える指標が多い
証券会社 | 岡三オンライン証券 |
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銘柄検索 | △
銘柄ランキングがほかの証券会社に比べると少なめ |
注文方法 | 〇 |
チャート分析 | ◎ |
5.アプリで全て完結したい
SNS×株取引で新しい投資体験ができるSTREAM
アプリの良さを最大限に生かしたSNS×取引の両方を実現した神アプリで、他にはないスマホ証券といえるでしょう。

Streamの特徴
- 手数料が現物も信用も無料で取引できる
- コミュニティを使って気になる銘柄の情報収集ができる
証券会社 | Smart+ |
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銘柄検索 | 〇 コミュニティの中で話題の株が何か知ることができるのが斬新 |
注文方法 | 〇 |
チャート分析 | △ |
日本とアメリカの主要銘柄を買えるOne Tap BUY
One Tap BUYはスマホ証券会社で、日本株と米国株の主要な銘柄を1000円から買うことができます。個別銘柄を金額に合わせて現物取引することができますし、積み立てることも可能です。

One Tap BUYの特徴
- 取扱いは日本の米国の有名企業の株だけ
- 売買までの操作がたった3つ
証券会社 | One Tap BUY |
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銘柄検索 | ×
取扱銘柄数は日本株・米国株共に30銘柄のためスクリーニング機能はついていません。 |
注文方法 | 〇 |
チャート分析 | × |