初心者が100万円で株式投資をする時の銘柄選びやコツ

100万円ほど余裕資金ができたので、株投資をしてみたい!
でも、100万円でどのくらいお金が増えるんだろう…?

株式投資を始めてみたいとは思うものの、元手100万円の株投資で実際にどのくらい資金が増えるのかがわからず立ち止まってしまっていませんか?
この記事では、着実に資金を増やすためポイントをご紹介します。

  • 割安株を探して中長期的な運用をして大きな利益をだそう
  • 100万円で1銘柄に投資するのではなく5銘柄以上に分散投資!
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初心者の株式投資|資金100万円で得られる「配当」と「売買」の利益

100万円の資金が具体的にどのように増えるかの前に、株式投資の基本知識である株の利益のしくみを簡単に確認しておきましょう。

株で得られる利益には以下の3つがあります。

  • 配当益(インカムゲイン)
  • 売買益(キャピタルゲイン)
  • 株主優待

配当益(インカムゲイン)とは、株を持っている人に企業が業績に応じて分配するものです。業績が良ければ多く出ますし、悪ければ出ないこともあります。

売買益(キャピタルゲイン)とは、買った株の価格(株価)買ったときより上がったところで売って得る利益です。

株主優待は、株を持っている人に企業が贈るお礼品のようなものです。その企業の商品や割引券、ギフト券などいろいろな種類があります。

どの投資方法を選んでもよいのですが、初心者のうちは配当益で確実に利益を出す方法をおすすめします。
そして株を持つことに慣れてきたら、売買をして利益を得る方法に挑戦してみましょう。

株で得られる利益のメリットやデメリットも初心者向けに解説しています。



配当益で100万円がどのくらい増える?

まずは、配当益で100万円がどのくらい増えるかを計算してみましょう。

現代の日本の国内株式は、配当利回りが3~5%を超えると、高配当銘柄と呼ばれるようになります。

配当利回り
株式を購入した金額と比べて、1年間で配当として得られる金額がどのくらいかを割合で示す値
 

下の表は、利回り別に100万円の株を買ったときの利益を計算したものです。
たとえば利回り3%の銘柄を100万円分買うと、1年で3万円の配当金がもらえるということです。

配当利回り 1年 5年 10年
3% 3万円 15万円 30万円
5% 5万円 25万円 50万円
7% 7万円 35万円 70万円

利回りといえば、銀行預金にも金利はつきます。
また、株式投資での利益の増え方はほかの資産運用の方法と比べてどうでしょうか。

現在の日本では、普通預金や定期預金の金利は低く、大手ネット銀行でも0.05%や0.150%しか利息がつきません。100万円を預け入れても1年間の利息は1,500円。5年間で7,500円、10年間でも1万5,000円しか資産が増えないのです。

銀行に預けておくよりは、業績のよい企業に投資し配当を受け取っていく方が資産が増えるスピードは速くなります

注意点
高い配当利回りの銘柄には、業績が悪化し株価が下がっているために、数値の上で高い配当利回りが算出されてしまうものがあります。
業績が悪い企業に投資するなら、常に業績に注意し、株価下落の兆候が見られたら株式を手放すなどの対策が必要です。

売買益で100万円を増やすならポイントをおさえる

配当益だけではちょっと物足りないという方は、株の売買益を狙う方法にも挑戦してみましょう。
売買益は銘柄の選び方によって大きく利益を出すこともできますので、100万円をどれだけ増やせるかは運用次第です。

ただし投資初心者が売買益を狙うときは、大きな儲けを出すことよりも「できるだけ損失を少なくすること」を大切にしましょう。
損失を出さない運用方法を長く続けていくことで、利益を着実に積み重ねることができます。

100万円投資するときのポイント

  1. 全額を投資せず現金を残す
  2. 分散投資を心がける
  3. 中~長期の投資を心がける
  4. 売却の条件を決めておく

1.全額を投資せず現金を残す

100万円の全てを株式に投資するのではなく、投資資金の2~3割を現金で残すようにしましょう。この割合は、投資資金が100万円であっても、1000万円に増えても、逆に50万円しか資金がないときも同じように考えるとよいでしょう。

2.分散投資を心がける

1銘柄に集中投資すると、その銘柄が暴落した時に損失を一気に被ることになります。そうならないために、投資先を分散させておくという方法があります。

国内株式の中でさまざまな業種・業界の銘柄に分散投資をするのもよいですが、さらにリスクを分散させるには日本株式や海外株式、外貨、金などのさまざまな商品を視野に入れる方法もあります。無理のない範囲で投資先の分散を図っていくとよいでしょう。

分散投資とは?ポートフォリオの例

具体的にどのような分散の仕方をすればよいかの例として、「年金積立金管理運用独立行政法人」の「基本ポートフォリオ」をご紹介します。

年金積立管理運用独立行政法人のポートフォリオは「長期的な観点から安全かつ効率的な運用」という観点で組まれています。

  • 国内債券35%
  • 国内株式25%
  • 外国債券15%
  • 外国株式25%

この割合を参考にしながら、投資初心者が100万円をどのような投資先に、投資していくかを考えると、次のようになるでしょう。なお、外国株式や外国債などの取引は視野に入れていない人を想定しています。

  • 国債など 28%
  • 成長を見込むことができる業績のよい企業 20%
  • 大手で安定した経営を続ける企業 12%
  • 割安株やベンチャー企業などリスクもあるがリターンも大きい企業 20%

3.中~長期の投資を心がける

デイトレードが流行したこともあって、株投資は数秒から数十秒などの単位で取引するものというイメージが強いかもしれません。
しかし、このような株取引は投資というより投機と呼べるものであり、この方法で利益を上げるには、十分な時間と資金と知識が必要です。

会社員や本業を持ちながら投資をする初心者が、株取引で着実に利益を上げるには、短くても数ヶ月、長ければ数年、十数年と長期にわたって保有できる銘柄を見つける方が安心でしょう。

4.売却の条件を決めておく

保有している銘柄について「売却する条件を決めておく」ことがとても重要です。投資初心者が陥りやすい失敗として、次のようなことがあります。

  • 値下がりを続ける銘柄を「いつか上がる」と信じて保有し続け、損失を拡大してしまう
  • 値上がりする銘柄を「もっと上がる」と信じて保有し続け、値下がりを始めてから手放すことになる

このような失敗に陥らないために、あらかじめ以下のような「売却の条件を決めておく」のです。

  • ○○円まで値下がりしてしまったら迷わず売る(損切り)
  • ○○円まで値上がりしたら、それ以上値上がりしそうでも売る(利確)

行き当たりばったりの投資判断をしないことが、投資の成功につながるのです。

100万円で株式投資をする銘柄の選び方

それでは、実際に100万円で株を買う場合、どのように銘柄を選べばよいのでしょうか。
売買益を狙うならもちろん、配当益を狙うにしても値下がりする株を選ぶことは避ける必要があります。

失敗しない銘柄選びのために、いくつか例をご紹介します。

割安の株式を選ぶ

株式の中には、

  • 実際の企業価値より安い価格がついている銘柄
  • 実際の企業価値より高い価格がついている銘柄

があります。

前者の銘柄は、なんらかの理由で一時的に値下がりしていたとしても、いずれは企業の価値を反映した価格まで値が戻る可能性が高いです。
一方、後者の銘柄は一時的な人気が落ち着けば、企業の本来の価値を表す価格まで値下がりすることになります。

つまり、「この会社すごく良い事業をしていて業績も上がっているわりには株価が安いな」と感じたら、その株は割安ということです。

いろいろな企業と株価を見ていくうちに、だんだんと感覚的にわかってくるでしょう。
企業価値に対して割安な価格がついている銘柄を選べるようになりましょう。

企業の成長性を見きわめて選ぶ

成長途上にある企業の株式は、将来株価が値上がりすることが期待できます。
企業の成長性を見きわめ有望と感じられる企業に投資することが、株投資につきものの値下がりリスクを避けるためにも有効なのです。

そのためには、その企業の業績や新商品の発売状況などを知ることから始めましょう。
これを手軽に知るためには、自分がよく使っている商品やサービスを生み出している企業や、ぜひ応援したいという企業の株を購入することが一番です。

証券会社のロボアドバイザーを活用する

証券会社によっては、顧客が預け入れた資産の運用・管理まで行うロボアドバイザーを用意している場合があります。
Web上でいくつかの質問に答えることで、性格や環境に適した分散投資の方法を提案してくれます。

ロボアドバイザーがおすすめの証券会社

  • 楽天証券「楽ラップ」
  • SBI証券
  • マネックス証券

「株価を見ながらの投資判断は難しい…」という人には、設定された条件通りに取引を行ってくれるロボアドの利用も良い方法でしょう。

初心者の株式投資におすすめの証券会社

資金100万円で株投資を始めるポイントと銘柄の選び方がわかったところで、次は証券会社の口座を開く必要があります。
これからご紹介する証券会社はどれも初心者におすすめの証券会社ばかりですから、どれを選んでも大丈夫です。

楽天証券

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