株の勉強どうすればいい?投資初心者が学ぶべき基礎知識と勉強方法

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「株を始める前にちょっとは勉強が必要?」
「でも何から始めていいかわからない…」

株を始めるときに何か勉強しておくべきか、何をどの程度知っておくべきか、見当がつかないですよね。

この記事では、これから株を始める初心者の方が知っておくべき最低限の知識や勉強方法について解説しています。

そもそも株とは?

そもそも株式とは、企業が活動資金を集めるために発行する権利のことを意味します。
そして株式投資とは、企業が発行している「株式」を買って保有、売却して収益を得ることです。

株式投資の最大の特徴は、株式の価格(株価)が値上がった時の値上がり益、株式を保有することで企業から得られる配当金株主優待によって利益を得られることです。

一方、株式投資のリスクは大きく2つあります。
1つ目は保有している株式が値下がりする「価格変動リスク」。
2つ目は投資した企業が倒産することで保有する株式の価値が無くなってしまう「信用リスク」です。

価格変動リスクに関連しますが、株価は、市場の需要と供給で決定し、会社ごとに金額が大きく異なります。

みずほ銀行などの有名企業が1万円代から購入可能な一方、ディズニーランドを経営しているオリエンタルランドの株は最低でも100万以上が必要です。

もっと基本の株の知識から知りたい方は、まずは「株初心者がこれから学ぶ株式投資入門」から読んでみると、この後の内容がわかりやすくなります。

株の勉強方法

いざ株の勉強を始めようと思っても、何から始めていいかわからないですよね。
まずは、何を使って勉強していくかを選んでみましょう。

何を使って勉強をするか

現在、株の勉強方法は安価で優良なコンテンツがたくさんあります。ここでは大まかな勉強方法を4つご紹介します。

勉強方法に適した学び方
インターネット 投資全般について調べられる
気になる情報を深められる
新聞 リアルタイムな経済情勢を学べる
テレビ 経済トピックをすぐに確認できる

インターネット

インターネットには株式の情報が大量にあふれています。
正しく使えば、正確で有益な情報を無料で閲覧可能ですが、偏っている情報や、間違った知識が散在することも事実です。

そのため、いかにして正しい情報を見つけ出せるかが、勉強するためのポイントとなります。

最初にお勧めするのが、日本証券業協会の提供している「基本から、きちんと知りたい人の為の投資の時間」です。

日本証券業協会は国から認定を受けた金融機関が、投資家の保護、育成のために設立した公益性の高い組織です。投資初心者にもわかりやすく正確な情報が記載されています
まずはこのサイトを通じて株式を含めた包括的な金融知識を身につけることが、後の勉強にも役立ちます。

もう少し細かな専門用語を知りたい場合、各証券会社のホームページが有効です。
大手証券会社は、自社のホームページに金融単語の用語集を掲載しています。これを利用すれば無料で正確な金融知識が身につきます。

インターネットが広く普及した今でも、本は有効な勉強方法の一つです。
特に長い年月読まれ続けている本は、投資の基本として現在にも有効であることが多いです。

具体的な書名は、検索して自身が読みやすそうな本を選んでいただくのが一番取り組みやすい勉強方法だと思います。

そうはいっても何を読めばよいのか迷ってしまう方には「いちばんカンタン!株の超入門書」、「臆病者のための株入門」等がおすすめです。株の基礎知識だけでなく、現代の金融情勢を踏まえた投資マインドを学ぶことができます。

なお、より深い株の知識を得たい方には「会社四季報」がいいでしょう。
これは投資家向けに、全上場企業における四半期ごとの業績データを掲載しています。
初心者の方にはハードルが高い内容となっていますが、多くの投資家が参考にしています

新聞

リアルタイムで変化する経済情勢を把握する上で、新聞は有効なツールです。
特に、これから株を勉強しようと考えている方には「日本経済新聞(日経新聞)」がおすすめです。

ただし、新聞は専門用語や経済の背景知識を前提に記載していることが多いため、わからない単語やトピックがあればインターネットや本で内容を調べ理解していくという勉強法が良いでしょう。
また、最初から全ての記事を理解するまで読み込もうとすると、習慣化できずに勉強効率が悪くなります。
慣れないうちは1面から3面まで読むなど、無理のない範囲にしておくことも効果的な勉強方法の一つです。

テレビ

新聞同様、リアルタイムの情報獲得としてはテレビも有効です。
こちらも専門用語や経済の背景知識を前提に放送しているため、わからない単語やトピックがあれば都度確認して知識を増やしましょう。

テレビ東京系の「モーニングサテライト」、「ワールドビジネスサテライト」などが経済番組として代表的です。

どういう流れで勉強するか

では、具体的にどのような方法で勉強するのがよいでしょうか。
まずは、ご紹介したようなインターネットの記事や本を複数読み込みましょう。
それらの内容を完全に把握する必要はありませんので、さまざまな角度から投資情報に触れてみてください。

そのように勉強していくと、共通する主張やトピックを見つけ出せると思います。
それらが、投資初心者がおさえておくべき基本知識です。

基本知識を徐々に身につけてきたら、インターネット・本に加えて、新聞・テレビから情報を取得し始めます。
最初は全く内容が分からなかった記事の内容や報道がある程度理解できるようになっており、知識が身についたことを実感できるでしょう。

ここまで来れば、今までとは見える世界が変わってきます。
今までは理解できなかった経済用語や株価の説明も頭に入り、何故株価が変動するのか、市場は何に影響を受けているかなどが理解できるようになり、次の動きを予測できるようになります。

もし可能であれば、SNSやブログなどで新たに得た知識や自分の考えを世に発信していくことをおすすめします。
アウトプットを伴う学習は勉強の質や知識の理解度を高めます

最低限知っておくべき株の知識

株の勉強は非常に奥が深いです。本屋の棚を見れば、投資に関する本が大量に存在します。
その中でも、株式投資をするために最低限身につけておくべき知識をご紹介します。

初心者のうちに勉強しておくべきこと

投資の初心者のうちは、具体的な株式投資の知識について3つだけ学んでおきましょう。

1つ目は、利用する証券会社の特徴です。
店舗型証券会社とネット型証券会社では手数料に大きな差が生じるため、得られる利益にも影響します。
また証券会社によって得意な商品やアプリの使いやすさも異なります。

投資を始める前に、証券会社のことも知っておきましょう。
人気の証券会社を比較!株の初心者向けおすすめ10選

2つ目は、投資する株式の特徴です。
株式によって値動きが激しい銘柄あまり値動きが発生しない銘柄配当金や株主優待が充実した銘柄など、さまざまな特徴があります。
各銘柄の特徴を学び、自分が求める銘柄を選択してください。

銘柄選びについてはこちらの記事で読めます。

3つ目は、注文方法です。
注文をするには「銘柄」「期間」「執行方針(指値・成行)」の要素をおさえる必要があります。
期間は当日のみ、指定期間までのいずれかが選択可能です。執行方針には「成行・指値」の2種類が存在します。

経験を積んでからの勉強でもいいこと

一方で、名前は有名でも必ずしも勉強が必要でない要素もあります。
その代表例がファンダメンタルズ分析チャート分析です。

ファンダメンタルズ分析は、企業の財務状況や業績状況のデータをもとに分析し、「PER(株価収益率)」「PBR(株価純資産倍率)」「ROE(株主資本利益率)」などを算出し、株価を予測します。

チャート分析は、株価、出来高などの推移をチャート化することでトレンドやパターン等を認識し、株価を予測します。

株式を購入するならば勉強しなければならないと思われるこれら要素ですが、必ずしも勉強が必要というわけではありません
もちろん、知っておいた方がよい場面もありますが、自身の投資方針とそれに基づく株式銘柄の選定が出来ていれば、株式投資に支障はありません。

なお、ファンダメンタルズ分析、チャート分析については以下の記事を参考にしてみてください。

証券会社のサービスでも勉強できる

ネット証券会社の中には、楽天証券のように株の勉強に適したコンテンツを提供している会社もあります。

楽天証券|いますぐ口座開設(無料)

楽天証券の利用者は、日経新聞を閲覧可能なうえ過去の記事も検索できます。

また、楽天証券だけでなくSBI証券マネックス証券では、会社四季報の情報を閲覧できます。

投資を始めてみて、自分が利用している証券会社が提供しているサービスを使って勉強することも効果的です。

加えて、これらの会社は投資初心者向けページを提供しており、口座開設から投資までの具体的な流れを紹介しています。
投資方法のみでなく、口座開設方法もあわせて勉強できるため、参考になるでしょう。

なお、株初心者向けの証券会社は「人気の証券会社を比較!株の初心者向けおすすめ10選」に詳細に記載しています。こちらも参考にして下さい。

この記事のまとめ

株の勉強ははじめは難しいですが、実際に投資を始めると用語の意味が知りたくなり、調べることで加速度的に知識を得られます。
少しずつ用語や仕組みを覚えれば、すぐに投資が面白くなりますよ。

執筆者 堤國之助
ファイナンシャルプランナー
堤國之助 (つつみ・くにのすけ)
国内証券会社を経て、外資系コンサルティングファームに勤務。 並行して、独立FP(ファイナンシャルプランナー)として投資初心者に向けたコンサルティングを実施。

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