目次
初心者のネット証券会社の選び方|口座選びで失敗しないための3つのポイント
ネット証券会社は店舗型の証券会社に比べて、手数料が安い、使いやすい、お得な特典があるというメリットがあります。ネット証券会社のメリットを最大限に活用するために、次の3つのポイントで優れているところで口座開設しましょう。
1,少額取引の手数料の安さ
投資金額に応じて手数料が違うため、20万円以下の手数料で比較して安いネット証券会社を選ぶ。
2,運用のしやすさ
ネット証券会社ならではの便利な機能が充実しているかを比較して専用ツールなどでの運用が簡単なネット証券会社を選ぶ。
3,お得な特典やキャンペーンの充実度
ネット証券会社は新規口座開設や取引に応じてお得なキャンペーンを実施しているところがあります。キャンペーンやポイント制度の充実しているネット証券会社を選ぶ。
初心者向けのネット証券会社比較
初めて口座開設する初心者に向けて、主要なネット証券会社ををご紹介します。手数料の安さや取り扱い銘柄数、キャンペーン内容など、証券会社ごとの魅力をチェックしてみましょう。
SBI証券|手数料の安さが業界最安値水準

引用元:SBI証券
SBI証券が初心者に向いている理由
SBI証券はなんといっても手数料の安さが特徴です。開設口座業界NO.1※の実績が、投資家からの信頼を裏付けています。
※比較対象範囲は、口座開設数上位のネット証券5社(SBI証券、カブドットコム証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券です。(2019年6月末現在、各社公表資料等より、SBI証券調べ)
- 手数料の安さ…5万円以下の手数料が50円(税抜)と安いことが魅力
- 運用のしやすさ…テーマ投資機能「テーマキラー!」で特定ジャンルの企業にまとめてカンタンに投資ができる
楽天証券|アプリの性能が初心者向けで使いやすい

引用元:楽天証券
楽天証券が初心者に向いている理由
楽天証券は、初心者が操作しやすいスマホアプリ『iSPEED』が特徴です。初めての人でも簡単に銘柄選びをすることができたり、日経テレコンが読めたりするなど情報も充実しています。
- 手数料の安さ…SBI証券と同じく5万円以下の手数料プランが税抜50円と安い
- 運用のしやすさ…アプリの性能が優秀。初心者が使いやすい機能が詰まっている
- お得な特典…保有期間に合わせて楽天スーパーポイントが貯まる。投資信託の購入に使うことができる
松井証券|定額手数料が無料

引用元松井証券
松井証券が初心者に向いている理由
松井証券は1日10万円以下なら手数料無料というプランが特徴です。初心者が始めやすい投資信託に力を入れているのも魅力の一つです。SBI証券と並んで歴史のある証券会社で、お客様サポートも充実しています。
- 手数料の安さ…10万円以下の1日定額手数料が無料!
- 運用のしやすさ…初心者が始めやすい投資信託サービスが充実している
- お得な特典…紹介でキャッシュバックなどのキャンペーンを定期的に開催
DMM.com証券|手数料無料キャンペーン開催中

引用元:DMM.com証券
DMM.com証券が初心者に向いている理由
DMM.com証券は手数料無料キャンペーンを定期的に開催しています。※現在1ヶ月無料キャンペーン中 また、手数料のプランがシンプルでわかりやすいので初心者向けです。
- 手数料の安さ…業界最安値水準の手数料で5万円以下のプランもあり
- 運用のしやすさ…初心者でも直観的な操作がしやすい
- お得な特典…新規口座開設で最大1ヶ月手数料無料キャンペーン実施中
ライブスター証券|10万円以下の手数料が業界最安値水準

引用元:ライブスター証券
ライブスター証券が初心者に向いている理由
ライブスター証券は10万円以下の購入手数料がDMM.com証券と並んで業界最安値水準です。 信用取引の定額プランの場合は株式の購入金額によらず一定なのでシンプルでわかりやすいのが特徴です。
- 手数料の安さ…業界最安値水準の手数料(10万円以下だと税抜80円)
- 運用のしやすさ…専用アプリで取引可能
- お得な特典…新規口座開設で最大2か月手数料無料キャンペーン実施中
投資スタイルや目的別に選ぶ初心者向けの証券会社
NISAやiDeCoから始めたい、株主優待で得をしたいなど、投資の目的が決まっている方は、それぞれの目的に特化した証券会社から選びましょう。
NISA、iDeCoを始めるならSBI証券

引用元:SBI証券
SBI証券が初めてのNISA、iDecoに向いている理由
SBI証券はネット証券会社の中で対応取引所の数がもっとも多いため、NISAで購入できる選択範囲が広いのが特長です。iDeCoでも購入できる銘柄数が多く、初心者向けの選択肢(信託報酬の低いインデックス型の)が多いのも特徴です。
投資信託を始めるなら楽天証券

引用元:楽天証券
楽天証券が初めての投資信託に向いている理由
楽天証券ノーロード投資信託の取り扱い本数が1,000本と多く、購入手数料が無料なので、投資信託の初心者向けと言えます。また、楽天ポイントで投資信託の銘柄を購入できるのもうれしいポイントです。
ノーロード投信本数 | |
---|---|
楽天証券 | 1,365銘柄 |
SBI証券 | 1,332銘柄</tっzd> |
マネックス証券 | 796銘柄 |
カブドットコム証券 | 702銘柄 |
松井証券 | 817銘柄 |
※2019年11月20日編集部調べ(各証券会社の公式HPから参照)
株主優待が目的ならカブドットコム証券

引用元:カブドットコム証券
カブドットコム証券が初めての株主優待に向いている理由
カブドットコム証券は株主優待内容の検索のしやすさに特化しています。また、株主優待目的で投資する人の多くが行う「クロス取引」ができる「一般信用取引」の銘柄数が多いのも特徴です。
一般信用取引の取引手数料 | クロス取引関連 | 株主優待内容の検索しやすさ | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
10万円 | 30万円 | 50万円 | 売建可能銘柄数 | 短期の日数 | 貸株料 | ||
カブドットコム証券 | 90円 | 180円 | 180円 | 2,023銘柄 | 13日 | 長期:1.5% 短期:3.9% |
◎
|
松井証券 | 0円 | 300円 | 500円 | 879銘柄 | 短期なし | 2.00% | 〇
|
SBI証券 | 90円 | 180円 | 180円 | 641銘柄 | 5日 | 長期:2.00% 短期:3.9% |
◎
|
楽天証券 | 90円 | 180円 | 180円 | 180銘柄 | 14日 | 長期:2.00% 短期:3.9% |
△
|
※2018年12月現在/いずれも税抜
IPO(新規公開株)を探すならSBI証券

引用元:SBI証券
SBI証券が初めてのIPOに向いている理由
SBI証券は、IPO株の割り当てを多く受け取ることのできる「主幹事」の実績が多いネット証券会社です。申し込み単元が増えるほど当選確率の上がる「IPOチャレンジポイント」を活用できるのがSBIならではの特長です。

引用元:WealthNavi
WealthNaviが初心者に向いている理由
WealthNaviは ¥アプリから、現在の資産状況をすぐに確認することができます。株価を見て自分で判断する投資をしなくてもロボアドバイザーにおまかせすることが可能なので初心者にも始めやすくなっています。
店舗型証券会社とネット証券会社の違い|初心者が口座開設する流れは?
改めて、店舗型の証券会社とネット証券会社の違いをおさらいしましょう。
項目 | 店舗型証券会社 | ネット証券会社 |
---|---|---|
定義 |
|
|
売買手数料 |
|
|
口座管理料 |
|
|
口座開設 |
|
|
取引相談 |
|
|
ネット証券会社ではネットで口座開設が完結することがほとんどです。 本人確認書類などは、スマートフォンで撮影してデータを送信します。
口座開設の流れ
- 口座開設ボタンを押す
- 必要事項を入力する
- 本人確認書類を撮影し送信する
ほとんどのネット証券会社では上のような流れで口座開設が完了し、確認の書類などが後日送られてきます。店舗型の証券会社と違い、ネット証券会社では、スマホ1台で手続きが完結するので、非常に簡単です。